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2017年4月29日 (土)

Window.oldからの復元操作

今時のWindowsで、バージョンを跨いでインストールを行えば、アップグレードインストールが出来ず、新規フォルダーに新規インストールが為される。結果、旧Windowsは、Windows.oldというフォルダーの下に移動して保管されることになる。
このWindows.oldの下には、元々のC:¥Windows、C:\Documents and Settingsフォルダーが移動格納されている。

こういう状況の場合、旧Windowsをコマンドラインの操作から復元させることが可能だ。
例えば、Vistaをインストールしていた場合に、VistaからXpに戻す場合はどんな操作が必要か?といえば、、、、基本的にはマイクロソフトのFAQに方法は掲載されている。

1.インストールDVDでブートして、起動時に言語、キーボードの選択する。
2.修復インストールを選択して立ち上げて、その中でコマンドプロンプトを選ぶ。
3.次の手順で入力する。
・C:
・ren Windows Windows.Vista
・ren "Program Files" "Program Files.Vista"
・ren "Users" "Users.Vista"
・ren "Documets and Settings" "Documents and Settings.Vista"
・move /y "C:\Windows.old\documents and settings" C:\
・DVDドライブの割り当てドライブ名:\boo\bootsect/nt52 c:
・c:
・attrib boot.ini.saved -s -h -r
・ren "boot.ini.saved" "boot.ini"
・attrib boot.ini +s +h +r
・exit
4.これで再起動でOK

となる。しかし、この作業では、move /yコマンドでアクセスが拒否されました!というメッセージが出るのだが、これを無視して作業を続けて再起動を掛けると、Xpは起動出来ても、デスクトップ環境、セッティングは引き継がれていないのである。更に、起動後にWindows.old内のDocuments and Settingsフォルダーを移動させようとしても拒否されるのである。

これで悩んでいる人、少なく無い。
この状態で起動すると、、、、何と、C:\Documents and Settingsのフォルダーが隠し属性で残っているのだ。
これを消す必要がある。これを消してmove /yコマンドを実行すればOKだ。

で、消し方は、修復セットアップ後のコマンドプロンプトで、次の入力をすればOKだ。
・c:
・cd c:\
・attrib -s -h -r "Documents and Settings"
※ホントは、attrib -s -h -r "C:\Documents and Settings"でも良い筈だけど、これでは拒否されたので、直上ディレクトリーに移動してコマンドを入力したら実行出来たので念のため。
・rd -s "Documents and Settings"
※rd -s コマンドはディレクトリーを再帰的に削除するコマンド。

このコマンド後にmove /y "c:\Windows.old\Documents and Settings" c:\を入力すれば移動出来る。
最後にexitでコマンドプロンプト画面を終了して再起動したら、以前のWindowsが起動出来る。

因みに、このような操作は、コマンドラインからのコマンド入力で行うのが手っ取り早い。GUI画面でプロパティ、セキュリティ、詳細設定、、、、で操作するのは非常に面倒臭い。コマンドでサッと済ませるのが一番である。

因みに、失敗談だけど、、、Pen3の1GHz×2+RAM4GBのモデル、XpのProでは快適だけど、VistaのHomePremiumではNG、、、、そう、DUALのCPUは対応しないのである。でもBUSINESSなら辛うじて使える。CPUが二個使えるからだ。この違い、結構大きい。ただ、MATROXのビデオカードなんで、3Dはダメダメ。2Dも厳しい。AEROは当然殺しておかないとダメ。

冷静に考えて、、、、機能が活かせるOSは高価、その対価を得るだけの力はPen3ではNG、、、となると、もうPen3は終わりかも知れない。

残りは、、、PrestoniaのXeon2.8GHz×2+RAM2GBのモデルがあるけど、これがWin7Proが最終アップグレードという感じ。いよいよ我が家のPC群も大幅変更の時代に突入っぽい。

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