CXとBT
本日は、CXで、先日BTで遊んだ峠に出掛けました。
CXは80年代のバイクです。ガンマも80年代ですが、ガンマで感じるグリップ感は、SV等に近く感じます。CXは、ガンマ、SV、BTとは全く異質です。
それは、、、、やはりタイヤの違いです。
CXは前後90扁平のタイヤで、タイヤ幅も狭いモノです。フロントこそ、そこそこハイグリップですが、リアはスタンダードバイアスです。コンパウンドもハイグリップでなく、プロフィール的にも接地面が終始少ないタイプです。
このCXの美点は、切り返しの軽さ等、運動性能的には初期の軽快感ですが、グリップ感は一番希薄です。しっかり荷重なりを掛けてグリップを生み出すような操作を行わなければ、現実、一番早くグリップを失います。運転操作を忠実かつ確実に行えば問題無いですが、その辺が適当だと破綻も確実にやってくるような、そんな感じです。
SV、BTでは、そんな感じはありません。適当に走っても安心感は絶大です。ガンマも敏感な部分がありますが、やはり安心な部類です。
扁平タイヤが一般的となった1984年以降のバイクしか知らない人、っていうか、1983年以前のバイクで走り回った経験の無い人というのは、こういうハード側の恩恵を当然として捉えているような感じがします。
この差は結構大きいような気がします。世代的には今の50歳以上か未満かで、その辺が違うのでしょう。レプリカ創世記以前を知るか否か、、、、この区切りは結構重要な気がします。
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