灯火類のカスタマイズ
基本的に、灯火類を変更するのは嫌い。特に、中華製と思しき怪しいLED、HIDユニットも嫌いだし、クリアレンズ+マルチリフレクタータイプのヘッドライトも嫌い。先日の記事に掲載したけど、志向性の安物LEDを多連化したようなウインカー、法規基準を満たさないテールランプ、ストップランプも嫌いである。斑になったLEDによるナンバー照明も嫌いである。
カスタムの中で、旧車にレプリカの足周りとか、スクーターのローダウン、トラッカーのロンスイ化とか嫌いなカスタムも少なくいないけど、灯火類を見えづらくするようなカスタムが一番嫌いだ。
しかし、灯火系統をカスタマイズするのが嫌いか?と言えば、その限りではない。LEDバルブも、それ自体が嫌いという訳ではない。
で、自身が好んで行うのはリレー回路を使ったダイレクトハーネス化だとか、直ぐにノーマルに戻す事が可能なように、オリジナルのジョイントハーネスを利用したコンビネーションランプの点灯パターンの変更と言ったカスタマイズだ。
発端は、80年代に小さなバッテリーで弱ると照度に影響が出かねないガンマのヘッドライト周りのカスタマイズだ。ガンマでは、CIBIEのチューンナップキットという大容量リレーを用いたダイレクトハーネス化を行ったのが最初。これによって、バルブのワット数を少し上げて利用している。
その後、四輪ではフォグランプを装着する時は、リレーで回路を組んだ上で装着するのが普通だった。
最近では、四輪のプロボックスのテールの点灯パターンをノーマルから変更している。純正では、尾灯と制動灯が同じ灯室の二球式バルブの作動で行われているけど、灯室を分離させている。なお、リアフォグを点灯させる場合は、尾灯、制動灯の点灯パターンを純正状態に戻すような構成にしているけど、これもノーマルハーネスとライトアッシーの間にリレーを組み込んだジョイントハーネスを割り込ませ、そのハーネスから各灯室のバルブに接続している。
電気系統のカスタマイズで守りたいのは、アホみたいに明るくするのでなく、迷惑掛けない程度に実用的な明るさを確保し、自車の被視認性を高め、行動予告の意思表示をしっかり他車に伝える事が出来るということ。
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