ナンバーの取り付け角度とか、、、
個人的にキライなカスタムがフェンダーレスキット。それと同時、更に嫌いなのが、折り曲げナンバーだとか、ナンバーの取り付け角度の変更。
二輪車の場合、テールにリフレクター必須ということだけど、昔はフェンダーレス化をぶった切りで行う人が多く、結果的にフェンダー先端に付いたリフレクターが無くなって、それで取り締まられる人が少なく無かった。
ただ、フェンダーレス化は結構な需要があり、フェンダーレスキットでなくとも、ショップカスタムでフェンダーを取っ払って、ナンバー後部にリフレクターを装着出来るようなモディファイが為される場合も少なく無かったけど、こういうカスタムの99%はナンバーの角度が上向きに変更されている。
まぁ、水平になっているような場合は稀だけど、、、、、
そんな個人的に大嫌いなカスタムについて、やっと法令で厳しく変更が制限された。平成28年4月1日以降、カバーで被覆したりシールの貼り付け、汚れた状態の放置、回転させて表示、折り返し等が禁止されている。更に、平成33年4月1日以降の初登録車は、取り付け位置、角度も厳密に規定されることとなった。
ただ、現実には5年の猶予期間があるので、既に登録された車両についてはOKということ、実際、未だに街行くバイクで、ナンバーを折り曲げたり、フェンダーレス化改造に併せた結果からか、ナンバーが上を向いたままの状態が溢れている。
ホント言えば、こういう猶予期間の内に、既存車両もナンバー表示が適切な状態に改められるのが理想。そうであれば、業界、ユーザーも見直されるんだろうけど、実際は、今なら、見えればOK的な考えの方が蔓延るのが実状。こういった部分に、ユーザーや業界の道徳性の一端が垣間見られるような気がする。
カスタムや改造等々、色々あるけど、ナンバープレートの適切な取り付け、灯火装置の十分な被視認性の確保といった部分が実は一番大事なような気がする。事故を起こさせない、事故を誘発させない、、、、そういった部分で、ナンバーをしっかり見せて素性を明らかにして、存在や意志を明確に正確に表示するというのが一番大事なように思う。
基本ノーマルながら、ウインカーを小型化して、テールランプを超小型LED化して、ナンバーを折り曲げたり、上を向かせているようなカスタムが一番手っ取り早いけど、一番最悪だと思う。ウインカー、テールランプの交換にしても、純正部品の他車流用なら兎も角、得体の知れない安物部品となると、かなり有り得ない。小さすぎて見えないモノ、安物LEDで輝度不足、向きが変わったら殆ど見えないモノ、結構多い。テールランプの場合、光源が5W以上、表示部は15cm2以上、ブレーキランプは15W以上で20cm2以上だから、現実は4cm×5cm以上でないとアウトである。しかし、実際は1cm×6cm程度の有り得ないテールランプも結構多いのだ。後付けのスポイラー装着のハイマウントストップランプ風のLED灯を付けて、元のテールランプを取っ払っている単車も少なく無いけど、あんなのも基本はNGなのである。
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