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2017年5月18日 (木)

凝視硬直の理由

二輪車で、時折、一点を見つめて金縛りの如く、身体が動かなくなる事がある。
この理由は何か?
これは、通常運転時において集中力を欠いてボンヤリ運転しているのが原因。目線が進行方向に無く、余所をみていたりするのが原因だ。

目線が余所にありながら運転中に、ふと我に返る、、、その際に、壁際、道路の端、、、、そんな状況に陥った状態を突然目の当たりにする、、、、そうなると、そのギリギリの状態に居る事に驚く訳だが、その状態は、正に間際の状態に気付く訳で、視線は、その間際のギリギリの状態に釘付けになる。となると、、、、そこから視線が外れなくなるのだ。

これが、対処の術なく、ギリギリの状態となっているポイントにまっしぐらに突っ込んでしまう。

これが、自転車等で何でもない直線路でガードレールとか、路壁に激突して転倒したりする原因。

単車でも同様にあり得る話。

ただ、この凝視硬直のパターンは、単車において曲がりきれず、、、とも少し異なる。

単車において曲がりきれずの場合は、基本はオーバースピードという見当違いが原因。見当違いによって回りきれない事に気付いた時には、飛び出すポイントに視線が奪われるのである。基本、対処可能という場合は、見当違いに非ずである。対処不可能こそが見当違いなのだ。そうなると、奪われた視線によって凝視硬直が発生する。それ以降は、ボンヤリで突然気付いた時と同じ状態。

何にしろ、脇見運転、ボンヤリ運転をしていると、危機的な状況に気付いた時には、対処する時間自体が失われており、見つめた場所に為す術もなく突っ込んでいくしかないのである。

運転時は集中力を持続する、、、、これが何よりも重要である。

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