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2017年5月 1日 (月)

Pen3でVista

過去のOSで重くて使い物にならないと言われていたVista、ギガヘルツに初めて到達したCPUとは言え、20年前のPentiumⅢを組み合わせて使ってみた。
Vistaといえばサポートが4月に切れたOSで、Pen3といえばSSE2未対応で最新のブラウザには対応しない終わった組み合わせだ。
因みにブラウザはFireFox48だ。

マザーはCUV4X-D、CPUはPen3の1GHzをデュアル構成、RAMは4GB、HDDは70GBという仕様である。ビデオカードはGeforce6200という構成だ。ビデオカードは2004年頃のモデルでXp世代のカードだ。3D対応ながらファンレスというのが特徴のビデオカードだ。

これでWindowsのエクスペリエンスインデックスを測定してみると、CPUが3.1、メモリは遅く1.5、しかしビデオ周りは4~5、HDDは5.6という結果で、思いの外にマトモである。メモリアクセスが遅いのは仕方ないかもしれないが、容量が4GBあるためか、普通に使う分には全くストレスは無い。

因みに、CPUがシングルしか使えないHomePremiumではCPUは1.9で使うにはイライラするような感じだったけど、CPUがデュアルで使えるBUSINESSでは大幅に改善されている。
このマシンにWindows7を入れるのはOS自体が勿体ないけど、取り敢えず運用可能であることに驚きである。

3年前のAtom登載のICONIAのW810辺りよりも、10年前のVersaProのCeleron登載のノートよりも劣る構成だろうけど、普通に使う分には遜色無いし快適である。

何にしろ、ブラウザのサポートを考えると、Pentium3登載機は、OSにWindows7を入れたとしても残り3年未満が寿命という感じ。

現時点で実用可能?というのは、Pen4以降、Win7以降と言うことになりそう。

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