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2017年5月 3日 (水)

XZとBT

一昨日のツーリングで走った峠道では、時折、前走車無しで気持ちよく走れる区間がありました。
で、思ったのは、BTのフィールは、その昔乗っていたXZとそっくりだということです。
ステップ位置は低く、シートからの距離がそこそこあるのですが、ワインディングでは、内側に腰を50mm程度ずらす程度の軽い走りをした時の印象ですが、比較的深いバンク迄、車体を地面にする事もなく、タイヤの端迄しっかり使えて走れるのですが、重心が低く、路面のうねりで車体が揺れても非常に安定しています。
バンク時における低重心感、外乱に対する安定感、、、非常に懐かしく感じました。
深いバンク時における安定感は、SVとかCXとは異なる感覚です。

低重心で扱いやすい感じはBTはXZの子孫である事をイメージさせますが、BTはXZで時折悪癖として出ていた外乱によって収束しなかった揺れの問題も全くありません。

また、ミドル以上のVツインに言えることですが、高いギアを低い回転数で走っても、しっかり駆動力を感じることが出来るのは心強いです。

BTでは、排気量効果で低圧縮でも特に低速トルクが強いので、高いギア+低い回転数で必要なトルクが得られる状態では、エンブレのイヤな感じは皆無です。

エンブレ制御に神経を使うのが高回転型、高圧縮ツインで、SVでは結構神経を使います。CXも無視できませんが、BTでは、殆ど無視できます。

峠を初心者がハイペースで走る練習をするならば、トルクが低い回転数から十分取り出せて、尚かつエンブレ制御の気難しさも無い、こんなローパワーの低圧縮ツインはお奨めです。

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