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2017年6月 7日 (水)

カスタム傾向と出没場所

80年代の改造といえば、セパハン、バックステップ、集合かチャンバーというのが定番。そんな改造車を多く見掛けたのは峠だ。
そして、90年代後半以降のカスタムといえば、上記のカスタムに加えて、足周り(サスペンション、ホイール)、ブレーキの流用改が加わっている。これらのカスタム車両を見掛けるのは、二輪用品店の駐車場、高速、バイパスのパーキングエリアといった所だ。

大きな違いは、足周り、ブレーキ周りのカスタム。この辺りのカスタムは、何だかんだ言って高額である。そして、見た目の変化も大きく目立つのが特徴。その一方で、カスタムの必要性とか有効度という面から見れば、必ずしも効果的とは言い難い。

ダンパーユニット等をリプレースの高額商品に変更しても、状況に応じた調整が細かく行われているか?というと殆ど無し。強力なブレーキシステムを活用する場面があるか?といえば、公道では殆ど無し。足周りをアッシー交換するとしても、純正状態以上の状態を高次元でバランス出来ているか?というと、これも殆ど有り得ない。
ということで、近年幅を利かせている見た目の激変度の高いカスタムというのは、必ずしも実利的とは言い難い。

その現実が出没場所の違いに表れているように思える。

単車を乗り手にフィッティングする上で効果的かつ有効なのは、体形差を保管するポジションの微調整。これを手助けするハンドル、ステップ位置の変更というのは、個人的には実利主義のカスタムのように思える。それが実利を活かす場所で見掛ける事に繋がっているように思える。

一方で、実利主義よりも注目度を浴びる事を重要視した派手なカスタムは、それを活かす、つまり、他人の眼に触れさせる場所で多く見掛けると言う事に繋がっているように思える。

偏見かもしれないが、個人的にはポジションに拘って手が加えられたバイクのライダーを見ると、やるな!って印象。
一方で、見た目派手なカスタム車に乗るライダーを見ると、大丈夫?って印象を抱いてしまう。

まぁ、戯言だ。

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