世代とライフスタイル、適した車型
自身の愛車は、ピスト、ロード、スポルティーフとあるけど、利用頻度はピストが一番多い。ピストは毎日乗っている。しかし、、、ロードは年に二回程度、スポルティーフは二年に一回程度である。
何故か?と言うと、それは、ライフスタイルによるからだ。
毎日、毎週乗る、、、決まったコースを、決まった短時間で走る、、、、場所が決まっているとギアの選択肢は不要である。となると、ピストが一番適している。
ロードというと、日の高い状態での日帰りサイクリング用で、そんな企画は年に1~2回しか行えない。結果、乗るのは年に1~2回となる。近場やコースを走る時は、コンペティブなモデル。150km程度の郊外サイクリングならば、サイクリング装備としての積載能力を持ったモデルとなる。
スポルティーフとなると、夜間走行を含んだ日帰りサイクリング以上のコースを走る時で、そんな企画は、2~3年に1回程度である。走る頻度は、その時オンリーだ。
自転車生活で、どんな使い方をするか?というと、普通に勤め人なら、この程度の使い方に限られる。
結局、自転車の使い方というのは、乗り手の生活環境によって作る事の出来る余暇時間の長さ次第ということになる。
子育て期のサラリーマンというと、週1から週2程度の休み、しかも、休日を自分のためだけに使うなんて不可能である。空き時間といと、休日の半日に満たない時間しか無いのが現実である。そんな時間で出来る事は?というと、健康維持のための決まったコースを走る程度である。
今の中高年の自転車ブームでロードバイクが人気なのは、こういう理由も大きいだろう。
逆に、週に半日程度の自由時間しか取れない人が、雑誌企画に踊らされてスポルティーフとかランドナーを買っても活躍させる機会が無いのが現実である。
スポルティーフ、ランドナーを使い切れる世代というのは、学生世代か、リタイヤ世代か、、、しか考えられないような気がする。
でも、自転車の場合、単車と違って、それらしい使い方を行おうと思えば可能。単車では、キャラにあった使い方なんて非常に難しい。特に趣味性の強い重量車程、その性能を満喫するのは困難で結果的に盆栽となる。単車の場合、半日程度の余暇で楽しめるというと、スタンダードスポーツのカテゴリーで近隣の郊外道路を走り回る程度のような気もする。
そう思えば、自転車趣味の方が、実利にあって幸せとも言える。
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