アメリカンマッスル
カマロ・ザ・エクソシスト、これが1000PSだそうだ。6.2LのV8+S/Cで1000PS、0→100km/hは3秒未満との事。チャレンジャーSRTデーモンも、6.2LのV8+S/Cで840PSながら、ゼロヨンは9.65秒、0→100km/hは2.3秒とか、、、、さらに、強烈なのは、トランザム455スーパーデューティー、7.4LのV8+S/Cで1000PSとのこと。
トランザムは昔と同じくカマロベースの車体だそうだが、エンジンは一回り大きい模様。
この辺のニュースを聞いて、何だか安心である。
やっぱり、アメ車は超大型のV8に桁外れのパワー、、、これこそである。トランザムなら1969年に登場し、350PSクラスのエンジンを搭載したモデルは、正にアメリカンマッスルという感じ、1970年以降のモデルは、正にトランザムというスタイルのモデルでは、最高で540PSに達している。ただ、排ガス規制、オイルショック等々で出力は低下し、イーグルマスクモデル以降はエンジン自体も小型化して、アメリカンマッスルらしさは薄れていったのである。
ただ、イーグルマスクモデル迄は、アメ車らしいスタイリングが魅力だ。
その後のモデルは、アメ車というより安価な欧州車という印象で、1980年代後半以降のモデルは、出力も150~250PS程度のモデルが主で、敢えて選択するという魅力に欠けていたように思う。
1970年代後半から2000年代前半にかけては、トランザムに限らず、アメリカンマッスルのカテゴリーのモデルは、牙を抜かれたという印象が強かったけど、2000年代後半以降、少しずつ復権してきた印象。
それが、ここに来て1000PS級という、正に、それらしいモデルとして登場して、魅力を取り戻してきたようだ。
455スーパーデューティーという名の通り、7.4Lエンジン、これにS/Cという常識外の組合せで、昨今のハイパワー化が著しい欧州車をも越えるスペックを古典的なパッケージに載せてちからづくで走る、、、、正に、アメリカンマッスルである。
車って言うのは、こういうのが一番楽しい、、、、そんな気がする。
超弩級の排気量によるビッグトルクで、ドロドロ走る、、、、楽しそうだ。
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