バーエンドコントロール
シフターの位置、今時は手元変速の極値ということでSTI等のデュアルコントロールレバーが殆どである。確かに、変速しやすいし、グリップも大きく握りやすいので、これに勝るモノは無いとも言える。
電動化が普及してきた現在では、微妙な位置決めが出来なければFメカの干渉音も殆ど抑止できるので、普通に考えれば選択肢的にはベストなんだろう。
しかし、機械式に拘って変速位置を微妙に調整できるタイプも捨てがたい。メカ式ならWレバーが一般的だけど、手元近くで変速出来れば更に楽なのは確か。
メカ式で手元近辺で変速しようと思えば、ステムマウントのレバー、ハンドルバーの中央部にマウントするレバーが今なら一般的だけど、バーエンドコントロールという選択肢も可能だ。ステムマウントのレバーの場合、Fメカ側の操作はフリクション動作で快適だけど、Rメカ側の操作でノッチポジションが選べなくなるのが使いづらくなるけど、バーエンドコントロールならば、Rメカ側の操作はノッチポジションが選べるままなので、使いづらいポイントは一切無いのが魅力。Fメカがフリクション、Rメカがノッチポジションということで、実用的には一番優れた選択かもしれない。
そんなバーエンドコントロールの唯一の問題は、操作に対する慣れだろう。慣れない人が使うと、どっち向きに操作すれば、どう変速する?っていうのは、即座に直感的に出来ないかもしれないけど、これは使っていく内に慣れるので大した問題では無い。
因みに、DHバー装備の自転車の場合、ワイヤーの長さ的にDHバーの先端でも、ドロップバーの後端でも、レバーを付け替えるだけで大抵の場合は対応可能だったりする。
自身の場合、昔はDHバーの先端に装着していたけど、今はドロップバーの後端に付けている。
バーコンはWレバー程手元から離れていない、そして、デュアルコントロールレバーに較べると安価、このチョイスは悪くない選択だと言える。ステムレバー等に較べれば、見た目もストイックでカッコイイように思う。
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