ロードにキャリアを付けた
予告通りに、ロードバイクにキャリアを装着した。
キャリアの荷台面は、前輪の上で20mm程の位置。見た目、可能な限りに低い位置である。
このキャリアは、恐らく26インチの軽快車、ファッションサイクル用の荷台と思われる。
700Cのロードバイクにキャリアを装着するなら、26インチの軽快車用の荷台が低重心マウントが可能なのでお奨めだ。恐らく、27インチ用だと位置が高すぎて使い物にならないだろう。
今回のキャリアは幸運にもパイプ製で、それまで装着していた汎用のパイプ製キャリアである日東M18よりも軽量なのだ。
浴言えば、もう一回りキャリア自体がコンパクトだと言う事無しなんだが、、、、
それでも、キャリアの上でドロップハンドルとDHバーに囲まれた空間には、幅で35cm、高さで15cm、奥行きで15cm程のバッグが搭載可能でり、搭載したバッグが前輪と干渉することが無いのでイイ感じである。因みに、このバッグは輪行袋収納用のバッグであり、程良いサイズ感なので、このサイズで専用のフロントバッグを製作するのも面白かも知れない。
今回、このキャリアを装着するために交換したのが、フロントフォークで、エンドにはフェンダーステー用ダボが付いている。フォーククラウンは無しで、コラムにフォークブレードが直に溶接している構造だ。エンド幅は非常に薄く、安価感がハンパ無いけど実用製重視なのでOKである。ただ、不思議なのは、このフォーク、フェンダーステー用ダボがあるけど、首下寸法からみれば、ホイールを組み付けた後のクリアランスは10mm未満であり、フェンダーの装着は殆ど不可能である。このダボは普通なら使い道無しだろう。
なお、今回のフォーク交換に併せて、ステムも7300系DURAから日東UIステムに交換したけど、機能的にはUIステムの方が遙かに優秀である。締結が頑丈だし、軽量だし、バー交換も楽なのだ。
因みに、このキャリアには荷台の外枠を作るパイプには左右二箇所にφ6.5mmの穴付きプレートが溶接されている。そこで、これまではハンドル部に装着していたLEDバッテリーライトを移設することにした。この穴に日東の汎用ランプホルダー4(取り付けボルトがM6)を装着して、それにLEDライトを装着するだけである。
DHバーが装備されて、フロントバッグも装備されていると、ハンドルバーにヘッドライトを装着した状態では、光が微妙に遮られるので、荷物下に灯火を移設すれば、そのような問題も解決出来るのだ。
これまで使ってきた日東M18、作り自体は悪くないのだけど、如何せん汎用性を高めた構造。ステーのフレキシブルジョイント+フォークブレードへのバンド留めという構造が今一好きになれなかったところ。バンドが美しくないし、センターステーが弱いのだ。基本、キャリアは既存のダボに対してダイレクトに固定するのが理想である。スポルティーフにしても、ランドナーにしても然りである。固定が汎用というだけで魅力が半減する。スポルティーフにピポット直付けキャリアを拘るのも、そういう理由。今回のキャリアは見た目的には今一かも知れないけど、機能的にはM18時よりも遙かに優秀である。軽量で頑丈で低重心である。最高である。
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