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2017年6月16日 (金)

ネジ

単車を整備していると、パーツ毎に細かく調整された汎用品が使われている。
それは何か?っていうと、、、、ネジ、ボルトだ。

一般的に、ホームセンター等で調達するネジは長さが決まったモノばかりだけど、単車のパーツに用いられているネジは、使われている箇所に応じて、ネジの材質、頭の形状、全ネジか否か、ネジ長等々で、細かく調節されているものが使われている。

これ、結構重要である。

整備において、固着したネジを取り外す場合、そのネジがダメになると、極力、同じ寸法のネジを選ぶというのが自分流。

でも、新車以外の方法で入手した車両は、整備をしていると、何故に、ここにキャップボルト?とか、ネジ長が不足してない?って思えるようなネジが部分的に宛われている事に気付く事がある。最近も調達した車両で何カ所か見付けたりして、アレ?って思ったモノである。

ネジ交換というと、何でもかんでもステンレスネジとか、少なく無いけど、ネジは適材適所、そして、サイズは適切なモノを選ぶのが大事。そういう観点から見ると、材質だけステンレス化しても、ネジ長が今一適切でないものが装着されていたりすると、一寸残念な気持ちになる事がある。

細かい事、気にしすぎという風に言われるかも知れないが、何となく気になるのである。

適切なサイズのネジがピッタリ選ばれていれば、何にも思わないけど、ネジ長が不適切なモノが装着されていたりすると、やはり、ちょっと残念である。

まぁ、考えようによっては、ネジなんて締まっていればOKじゃん!?って言われればそうだけど、その辺は、価値観の違いである。こういうネジの違い、違和感っていうのは、ばらしたり、代替純正部品を調達したりして気付く事が多い。

自分は、ワンオフでモノを付ける時、ネジの形状、サイズは結構気にして選んでいるからだ。

そういえば、タンク別体マスターのタンク取り付けで、バックミラーがカウルマウントの車両の場合、ミラー用ネジ穴に適当な六角ネジで代用する例を見る事もあるけど、そういう神経も付いていけない。専用のボルトを選ぶのが大事。

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