骨折
車好き芸人の『おぎやはぎ』の小木さんが骨折したという。
年齢は?といえば、45歳だという。
そういえば、最近、色んな所で骨折したという話を聞く事が多い。
自転車で転けた、単車で転けた、、、、そんなトラブルで骨折という事態に至る模様。
転けたり、衝突したら折れて当然という意見もあるけど、感覚的には、そう簡単に折れるモノか?とも思う。
二輪車転倒で折れるか?というと、自身の印象としては、単車に乗ったまま高速で壁や停止車両に激突した時とか、転倒と共に放りだされて、そのまま壁に激突でもしなければ折れないのでは?というのが正直な感想である。
転がりながらとか、滑りながらというパターンでの骨折というのがイメージ出来ないのは、自身の怪我の経験からの感想である。
ただ、成長期を過ぎると、運動会で走っていて、つまづくだけで骨折するお父さんとか、階段で踏み外して骨折という話も聞くので、単車で激突事故以外でも骨折するというのは可能性としてはあるような気もするけど、骨折れた、、、という話を聞く度に、ホンネからいえば、まぁ、仕方ないよね、、、と思いつつ、実は、そりゃぁ、身体の鍛錬不足で、骨がスカスカになっているんでない?と思うのである。
骨なんて、そう簡単に折れないのでは?というのが未だに持っている偽らざる感想である。
骨の強度と骨量は直接的な相関は無いかも知れないが、男子で体重70kg未満の人の推定骨量平均値は2.4kg、70kg以上で2.8kg程、女性の場合は、体重50kg未満で1.9kg、50~60kgで2.1kg、60kg以上で2.3kgだという。
基礎代謝量は、男性で30~50歳で1500kcal、50歳以上で1350kcal程だという。
ザックリ言って、骨の強さは筋肉量次第。筋肉量は骨格筋率、基礎代謝と連動する。
つまり、基礎代謝が多ければ、筋肉量が多く、骨量も多い筈である。
自分の場合、50歳越え、体重は73kg前後だけど、基礎代謝は1780kcal前後、推定骨量は3.4~3.5kgという数値。昔は、もっと骨量は多かったと思うけど、こういった身体が骨折に対する耐性を持っているのかもしれない。
身の回りの不惑前後世代の骨折の話というと、、、、筋肉が少なく、推定骨量が2.4kg程度の人の話かも知れない。身長が同じ程度で骨量が2.4kgと3.4kgを比較すると、42%も違うのである。同じ体積で重量がこれだけ違うというのは、骨密度で42%違うということ。この差が、おそらく骨折の耐性差になっているんだろうと思っている。
実際、骨折した人っていうのは、外見的にガリガリ君が多いのも事実だ。多分、骨がスカスカなんだろう。
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