カスタムの違和感
最近、重量車が多いけど、増えた重量車を見て感じる違和感がある。
それは、重量車の標準状態からの変わり具合である。
重量車といっても目に付くのは、基本的にスポーツバイクである。ネイキッドモデル、スーパースポーツモデル中心だけど、こういったモデルの多くは、比較的高年式、そして、カスタムと言えば80年代的定番スタイルとも言えるフェンダーレス仕様+マフラー交換というパターンである。
1980年代の400ccマルチのパターンと同じだけど、最近の特徴は、本来ならカブとかスクーター、精々大人し目の実用バイク向けしか有り得ないと思う大きなリアボックスが装備されているのが非常に多い。
初めて見た時は、この人だけ?と思っていたけど、そういう仕様のバイクは少なくないようである。このリアボックスを装着した上での、アフターパーツによるカスタムという組合せは物凄く違和感を感じるところ。
確かにリアボックスは便利だけど、荷物を大量に持ち運ぶ実用用途で重量車のスポーツモデルが適しているか?というと、それは違うような気がするからだ。まぁ、個人の勝手だけど、、、、確かに、今時のリアボックスは横長でテールにはガーニッシュが装備されて80年代の角張ったものより随分とデザイン的に洗練されてはいるけれど、、、、
でも、運搬目的の実用なら、カブやスクーターにリアボックスといった組合せの方が実用的な気がするし、マフラー変えたり、フェンダーレスにしたりして走り仕様ならボックスなんて邪魔以外の何ものでもないような気もする。まぁ、便利なのは間違い無いし、旅先で気に入った買い物が躊躇無く出来るのも間違いないから、別に良いけど、どうも違和感がある。
勿論、リアボックス自体が格好悪いというか、違和感を感じる訳ではない。詳細に分類すると、、、
・ノーマルネイキッドバイク+リアボックス→違和感無し
・今時のツアラーモデル+リアボックス→違和感無し
・ネイキッドでフェンダーレス、マフラー改+リアボックス→違和感有り
・今時のSSモデル+リアボックス→違和感有り
って感じ。重量車でもノーマルネイキッドとかツアラーならリアボックスも普通に見る事が出来るけど、、、
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