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2017年7月29日 (土)

ST_M13FQBLエラー

先日も記事にしたけど、Windows7起動時にBIOSからメッセージが出る。
メッセージは『HardDisk Error Press F1 to Resume』である。
で、F1を押して立ち上げると、OSの起動に異様に時間を要して起動。
但し、起動後には問題は無い。

因みに、マシンは10年前に組んだi7マシン、OSは最近VistaからWin7に入れ換えた。HDDはSATAで1TBを三台。システムドライブ、StandbyDiskのミラードライブ、データドライブの構成。先日、システムドライブの調子が悪かったので、HDDを交換済み。

で、起動後にOSから認識したCドライブ割り当てのシステムドライブ、Dドライブ割り当てのデータドライブは異常無し。ただ、起動時にドライバのインストールメッセージが出てきて、ST_M13FQBLドライバを組み込んだとのメッセージ。

そこで、デバイスマネージャーを起動してみると、本来なら1TBのHDDが三台ぶら下がる筈が、一台のみST_M13FQBLドライブ表記。

しばらくすると、StandbyDiskからエラーメッセージで、ドライブが構成出来ないという。

次に、マイコンピュータの管理からディスクの管理をチェックすると、本来ならStandbyDiskのミラードライブに割り当てている筈のドライブが容量4GB未満で未フォーマット状態となっている。

その後、何度か再起動するも症状は改善せず。

で、結局、スペアのHDDを調達。1TBのWDのRedを買ってきた。
そこで、クラッシュしたと思われるHDDを取り外す。なお、HDDはセンチュリーの楽ラックというディスクラック経由で装備していたので、ラックから取り外す。すると、異様にホコリが溜まっている、、、、で、念のため、ホコリを全て取り除いて端子をアルコールで洗浄して組み付けて起動を試みると、、、、、

前日迄と同じく全く問題無く起動、、、、、、起動後にStandbyDiskのディスクチェック、エラーログを確認するも、全く異常無し、、、、、

因みに、ST_M13FQBLエラーがでる場合、HDDにアクセスをリトライするような異常音が連続したり、回転音に引っ掛かりのある音が聞こえるものだけど、それは一切無し。一応、このドライブの内容を新規調達したHDDにエラーチェックしながらバックアップコピーしたけど、取り敢えず、ドライブ自体は復帰したドライブを継続して運用中、、、、、

ところで、このST_M13FQBLエラーをネットで検索すると、実際に、こういうドライバが組み込まれて困っているという話は存在している様子。

なお、ST_M13FQBLというドライバが組み込まれて、デバイスマネージャーが認識しているので、システム自体はHDDを認識しているということ。昔流のHDDを認識しないという故障とは違う。認識はしているけど、内部迄アクセスが出来ない。そして、システムに誤った容量を返しているだけである。今回の場合、1TB容量を4GB未満で返しているのだ。ハードを認識しつつも、アクセス情報、昔流ならLBA等が正確に読み出せない状態にあるという事。

その上、今回はドライブ自体の回転音、アクセス音は至ってスムーズで異常兆候は見えない。異常兆候が見られたり、起動時に頻繁にCHKDSKが掛かる状態であれば、物理的な故障が疑われるのだが、それが無いとなると、情報を伝える伝送部分の不具合の可能性が高いとも考えられる。

今回は、一度ドライブを取り外して、電源供給部、データ送受信部のターミナルの清掃で復旧したけど、端子部分の劣化による伝送エラーが生じると、このようなトラブルの可能性も考えられる訳だ。

サラの状態で、ST_M13FQBLエラーが出るようだと、HDDロック云々のトラブルも疑われるけど、長期運用後の突然の発症等の場合、ロジカルなエラーよりも経年変化に起因するエラー原因を疑う事も必要。

因みに、Vista時代ではcrcdisk.sysが読み込めずOSが起動出来ないといったトラブルも遭遇して、ケーブル交換、DVDドライブの取り外しで対応したこともあるけど、これの原因は結局は電源の劣化。電源を、大容量で高品質なモノに交換してトラブルは解消している。結局、パワーサプライが不安定故にディスクアクセスでエラーが発生するといえる。

電源の安定供給、良好な端子接続というのは、今時のマシン構成では特に重要かも知れない。

しかし、、、、この2007年組立のi7マシン、何時まで使おうか?
当時からは、グラボが変わって、HDDも一部変わって、OSもVistaからWin7に変わっているけど、基本は不変である。マシン自体はテレビデジタル放送受信、外部入力キャプチャリング、デジカメ映像、動画の編集用の構成であり、ピクセラのチューナーボード、モンスターXのキャプチャーボードを装備して、動画ファイルを作ったり、リッピングするために運用している。ソフトウェアも、それ系のみを入れてある。普通のビジネスソフトは入れてないし、メールも行わない。Web閲覧も行わない。
デジタル放送、CS放送等を、色んな解像度で録画して必要なファイルに変換したりするのに使っているし、テレビが使えない時のサブテレビとして使ったりしている。

今となっては旧世代のCPUだけど、マシン自体のパワーは今も不満無しだ。まぁ、書斎で使っている自分用のPCは更に古く1999年製作のPen3マシンだけど、これも全く不満無し、、、、PC、怪しいところに行かない限り、ずっと使える。

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