« 中古パーツ | トップページ | 樹脂製レンズ »

2017年8月 4日 (金)

スペックなんぞ、、、、

一般公道で走る時、単車のスペック、公称値っていうのは、実はあんまり関係無い。
出力、トルクは全開時の計測値に過ぎない。重量は確かに影響するけど、使い方によっては重量よりも影響する要素もある。

今迄、山間部のワインディングを走り回るのが好きだったけど、両極端の選択を行い続けた上での結論だ。
スペック上はローパワー、オーバーウエイト、癖があると言われるシャフト駆動ということで、XZ400/550D、GL400/CX-EURO、BT1100といった一般概念では大人しいと分類される車種と、RZ350R/RZV500R、NS400R、RG400/500ガンマという軽量ハイパワーの権化のような車種を同時に維持し続けた上での結論である。

両車を同じ時期に乗り換えて同じ様に走って気付いたのは、実は公道では速さに差は殆ど生まれないということ。走り方は違うけど、結果的に同じ様な速さに過ぎないのである。

上記のチョイスをスペック上で見比べれば、ツアラー系のモデルは全車乾燥重量で200kgオーバー、今流の装備重量なら220~250kg級の車体である。馬力は40~65PS程度である。これに対して、2ストモデルは装備重量で170kg以下、出力は55PSオーバー、どれもチャンバー装着で実質的には70PSを軽くオーバーしている。ガンマ500の場合、大昔のパワーチェックで85PSオーバー、車重はノーマルから20kg減という代物だ。

それであっても、いつもの峠を走るとペースに差異は殆ど生まれないのが現実。通い慣れた峠の場合は、軽量ハイパワーのモデルの方が部があるけど、出先の初めてのコースの場合、逆転する事もしばしばである。

結局、重くても、重さが扱う上で気にならなければ問題無いのである。まぁ、重さが気になる他のモデルも存在するけど、上に紹介した過去の愛車で選んだツアラーモデルは重さが気になった事は皆無だ。結局、カタログ上の数字だけでは、それがホントの所で、どうなのか?というのは把握しづらいモノである。

CX-EUROでは、同行したCB750FBと乗り換えながら走った事があるけど、印象としては、FBは重さを感じたけど、CXでは感じない、、、そんな感じなのである。
XZ400DでFZ400R等々と走っても余裕こそ感じても無理という感覚は皆無だったのだが、公道って括りなら実は、その程度なんだろう。

公道での走りやすさっていうのは、公称値、スペックでは表されない部分の方が影響していると言える。

|

« 中古パーツ | トップページ | 樹脂製レンズ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スペックなんぞ、、、、:

« 中古パーツ | トップページ | 樹脂製レンズ »