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2017年8月20日 (日)

整備のクオリティ

二輪、四輪の整備、故障箇所を修理出来るスキルというのは、整備技術を評価する上で重要なポイント。

ただ、故障箇所を見抜いて修理出来れば整備の品質は完璧か?と言えば、必ずしもそうでは無い気がする。

難しい修理の可否、改造等のスキルの有無、、、、勿論、整備技術の王道的な部分だけど、個人的には、それ以前の問題が存在しているように思う。

それは、何でもない事、簡単な事における気付きが何よりも重要ではないか?と言う事。

今迄、色んな人の色んな整備を、数多く見てきて、それはどうなの?って言う状態を何度か目にしてきた。

それはどうなの?って部分が、整備をした人間が行ったかどうかは問題では無いのである。
整備を行った人間が、それはどうなの?って事をしたのであれば、それは問題外だけど、当人が施工したのではなくとも、それに気付かなかったというのであれば、それは整備を行う上での気付きが欠けていたのでは?という風に思うのである。

ホントのプロの整備士というのは、整備を行う上で、一般の人が見付ける事が出来ないような不良整備の痕跡を見抜く気付きを兼ね備えている人という事で、どんな複雑で高度な作業が出来たとしても、その気付きを持たないのであれば、やはり今一と言う事になる。

新車は兎も角、中古車両を受け取ったりすると、誰が施工したかが問題ではなく、有り得ない施工が放置されている状態を結構見付ける事がある。こういう箇所を一箇所だけでなく、複数見付けたりすると、これは有り得ないな、、、、という判断になる。

自身のような素人が気付くような不良整備や、不良箇所の放置が、そのまま見付かる事は実は少なく無い。

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