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2017年8月21日 (月)

キャリア剛性

ツーリングロードと称した日帰り100km前後のサイクリング用ロードバイクには、26インチファッションサイクル用?と思しきパイプキャリアを加工して装着してある。
固定は、ブレーキピポット部+フェンダーダボ部の三点留めである。この固定は非常に強固であり、更に、フロントタイヤの20mm上という非常に低い位置に固定されている。

これにフロントバッグを載せているけど、この自転車、実際に使ってみるとフロント周りの重さは全く感じない。そして、走行時の微妙なガタツキも殆ど感じない。
更に、荷台面の小さなセンタープルピポット留めのスポルティーフよりもキャリア面が大きいせいか、荷物の座り、安定が非常に優れており、実に使い易い。

以前は日東のM-18パイプキャリアという汎用キャリアをフレキシブルバンド2箇所と薄いアジャスタブルステー1箇所で固定していたけど、その時はキャリア剛性が不足していたためか、荷物の安定が今一だったけど、随分と違う。

キャリアっていうのは、荷物を載せて固定するためのベースである。この重量物が車体にしっかり固定されているかどうか?っていうのは、結構重要である。

因みに、このキャリアには、両サイドに電池式ヘッドライトが装着されているけど、それも降られることなく適切なエリアをしっかり照らしてくれるけど、ベースがしっかりしているからに他ならない。

自転車のキャリア、今時はフレキシブルマウントが多いけど、理想はキッチリした固定方法に限る。

息子のMTB、ルイガノ5Proの前カゴベースにも以前はミノウラの軽量アルミ製のフレキシブルキャリアを使っていたけど、荷物を載せて使っている内に少しずつ変形していた。変形はフォークセンターで固定する薄いフレキシブルステーが折れ曲がり、Vブレーキピポットで固定するジョイント部のネジが緩んでいたけど、今は頑丈な鉄製の一体モノのランドナー用キャリアにしてあるけど、荷物を載せても変形等は一切無しである。

キャリア選び、、、、頑丈さは結構重要なポイントである。

走行時の振動で荷物が振動する。それが慣性を持ってキャリアに荷重を掛ける。この荷重を支える剛性が無ければキャリア保持のステーが変形したり、キャリアが振動したりする。これが不具合発生の理屈である。キャリアが荷物の動きによる振動、慣性をしっかり受け止める事。これが大事なのである。

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