ロードバイクが速い理由
色んな要素がある。重量、低抵抗タイヤ等々あるけど、最も支配的なものは、そんなモノではない。もっと単純な要素のようだ。
ここ数年、クランクフォワードの手抜きペダリングを探求していたために、昼ポタ用DAHONは後乗り+アップライトポジションの構成にしていた。そのため、速度的には20km/h台前半での走行が多かったのだが、これに慣れてきたためか、もしかしたら体力的に衰えた?という風な危惧が生まれてきたところ。
それは、週末ピストでも感じていたけど、速度の低下を顕著に感じていたのは昼ポタリングの際だ。そこで、DAHONのセットアップを昔の状態に戻してみた。具体的には、ステムハイトを200mmダウン、ステム倒れ角の都合で、ハンドル位置を下げた結果、リーチが20mmショートとなっている。
これで、昼ポタコースを乗ってみた。
すると、、、、速度のノリが全く違う。週末ピストと遜色無い感じ。デコボコ舗装路でも37~38km/h維持は楽勝。追い風になると45~50km/h走行も楽勝、向かい風でも35km/hが楽勝って感じ。速度のノリ、維持も楽。骨盤の角度による筋肉の有効活用、全高の低さによる全面投影面積の減少による空気抵抗低下の効果だろう。
結局、機材は共通で違いは何か?というと、、、単なるポジションである。ポジションの変化にともなう使う筋肉量の増加、それから前傾姿勢による空気抵抗の削減である。これが殆ど全てである。速度感としては、ピストやロードに乗っている時と一緒である。
大径ホイール、高圧極細タイヤ、軽量な車体、、、、勿論、効果ゼロとは言わないが、そんな要素よりも圧倒的にポジションが重要ということ。
少なくとも、、、、数キロ未満、時間で30分程度なら、ロードもピストも折り畳み小径車も一緒だろう。
改めて、その思いを強くした。
それにしても、、、、重たい太い低圧タイヤ、荷台、泥よけ付き、鉄のDAHONでも軽く50km/h出る。それが、思いの外快適なのだ。デコボコ道路では、低圧タイヤのショック吸収が心地良い程である。
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