右直事故でも、、、、
先週末も右直事故でライダーが死亡してた。
直進側がGSX-R1100、右折側がアウディワゴンで、ライダーと右折車助手席の女性が死亡していた模様。
バイクはフロントカウルが無くなり、倒立フォークが折れ曲がって、車は助手席が数十センチめり込んだ状態。
バイクの損傷からいえば、衝突速度は100km/h以上は出ていたのでは?という状況
1年前も北海道で、ZX-10Rが軽箱バンの側面に激突してライダーが死亡、箱バンの半分くらいに単車がめり込む状況。挙げ句、横転炎上で、箱バンの四人死亡なんて事故があったけど、この場合も衝突速度は150km/hくらいは出ていたのでは?と思える状況。
因みに、100km/hという速度は秒速に直すと、30mである。右折中の車が三秒前に見た時は100m向こうでも100km/hなら三秒でぶつかるのだ。100km/hで走行中の単車が100m前で右折車を発見したとすれば、制動距離は90mだから、普通なら減速回避、停止動作は出来る筈なのだ。
しかし、150km/h出ていたとすれば、秒速で42m/secである。三秒で120m、停止に必要な距離は150mだから間に合わない。となると、やはり単車の大幅な速度超過が最大の原因だと言える。
一般に右直事故といえば、右折側が悪い。速度超過があっても右折が悪いのは動かないのが一般的だけど、単車絡みの右直事故は、直進側の単車の大幅な速度超過が原因の場合は、事故は不可避であり、そうなると、ホントは単車が悪いとも言える。
事故の結末だけみれば、四輪クソという意見が多いけど、損傷の度合をみれば、単車の速度超過の度が過ぎている事が多い。
多くはリッタースポーツだ。直進で、出すだけならアクセル開ければ誰でも出せるのがスピード。
ただ、そんなスピードは万が一の事態で殺せるスピードでないと危険。そんな事が判らずに、交差点とか脇道がるような道路でアホみたいな速度を出すのは、どう考えてもおかしい。
事故して当然、四輪の横っ腹に突っ込んだら、死んで当然とも言える。
それにしても、レジャーシーズンになると、確実に単車直進の右直事故のニュースを聞く事が多い。
速度を出せる状況、出しても安全な状況が読めない奴は、、、、乗る資格なんて無いような気がする。四輪のドライバーからみれば迷惑な話だ。
| 固定リンク
コメント