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2017年9月 6日 (水)

俺様系のノリ

1980年代、峠でレプリカバイクが集まっていた時代、最速を気取る人は結構多かったような気がする。そして、峠では頻繁にバトルが繰り広げられていた記憶がある。
ただ、同じ峠に通う頻度が高まれば、バトルの機会も増えるけど、バトルの回数が増えていくと、不思議なモノで序列が自然と付いてくる。序列がついて、極少数が『常連組』という括りで一目置かれるようになる。これがスタイルである。

当然、峠には新しい世代が少しずつ入ってくるけど、その度に、新しい組み合わせによるバトルが繰り広げられ、新しい序列が生まれ、常連組というのも少しずつ入れ代わるというものであった。

峠というエリアでは、そういう序列が厳然と空気を支配していたように思う。具体的には、常連が走り始めると、それ以外がギャラリーに引っ込むという感じ。間違っても、無謀な挑発によるバトルというのは、殆ど見られなかったように思う。

むやみやたらに挑発し合うというのは、そういう世界では無く、街中の信号からの発進というような状況で加速競争というのが繰り広げられていたように思う。

時は巡って現代、、、、今は40代、50代に人気なのはロードバイクだ。ロードバイクが走るスポットとして人気なのは、単車の峠に相当するようなエリアだけど、広島なら太田川沿いの道路が該当する。ただ、この太田川沿いにおけるロードバイク同士の接し方を見ると、昔の単車での野呂山、畑賀峠、竜王峠時代のような序列的配慮と遠慮というのは殆ど感じられないように思う。

太田川沿いのロードバイクというと、他車を見掛けたら取り敢えず追っ掛けてぶち抜いて、俺様最速!を気取る輩が結構多いように思う。一定のペースで走っていると、どうしても追い付いてしまう事があるけど、その際は、大外から間隔を確保して声掛けするように心掛けているけど、その途端に突然ペースを上げて追い掛けてくる人や、信号待ちからのリスタートで後方から凄い吐息で追っかけてくる人がとても多い。

バトルは全くしたくないのだけど、信号無視してでも追いすがろうとする人には、一寸参ってしまう。

太田川&ロード等で検索すると、見掛けるロードは全て撃墜!とか、最速でなければ許せないとか、、、、そんな文言を見掛ける事もある。

戦場でもないし、相手も競う気も無い場合、追いすがって追い抜いて、俺様最速!って論理は成り立たない。しかし、普通に走っているだけで、そんな挑発的に追っ掛けてくる自転車が少なく無いのは、一寸嫌。

80年代の峠の序列があったころは、無闇、無謀なバトルなんて殆ど無かったのだけど、現代の太田川沿い、、、、序列も糞も無い。けしかけ屋さんが多すぎる。

自身、そういうのをスルーするために早朝走行に限定している。

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