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2017年9月27日 (水)

希望?微妙、、、、

希望の党、『しがらみのない政治、改革、日本をリセット』、、、、正直、何を言っているのか判らない。
自治体の長が国政政党の代表、前例で維新の橋下氏を引き合いに出しているのだろうけど、府知事、市長の掲げる大阪首都構想では、国政に出て仕組みを変える必要性に迫られての行動で、論理的に自治体の長が国政政党の代表を兼ねるというのに整合性があるけど、抽象的な部分で、日本をリセットするとか、、、そんな意味が都知事、都政の役割として繋がりがあるか?といえば、全く見えない。

代表に就任したとして、選挙後に代表を退くとすれば、単なる票集めの行動に過ぎないし、国政に打って出るとすれば、都政を単に混乱させただけで、ポンコツ議員政党を作ったに過ぎない気もする。

横文字を並べて知識人ぶる態度も好ましいとは思えない。インテリを気取る人は、敢えて使う必要の無い横文字を並べて意見を言う人が多いけど、横文字部分を普通の言葉に当て嵌めると、多くの場合、文章に内容が無い場合が多い。
そのインテリ度合、ハイカラ度合に靡く人が居るから、そういう論法が通用するのであって、それに靡いた結果が通用するなら、その程度の社会ということで、それはそれでも良いものだけど、言葉ばかりハイカラで中味が伴わない勢力が拡大し過ぎるのは、大きな懸念といえる。

新しい党に集う国会議員のメンツも、正直、信用出来ない人の方が多いように感じるのは気のせいだろうか?

50も過ぎれば、人の顔の表情には、生き様や考え方が滲み出すモノだと思うけど、そういう意味でみれば、正直、期待感を抱かせるイイ表情を持った議員が、現状では皆無のような気がする。直感的には、嘘吐きの表情、取り繕いの表情、或いは、御都合主義の表情で、具体的な目標に向かう強い表情を持っているようには見えない。個人的には、前大阪市長や小泉元総理のような強い表情を持つ政治家の方が、何を行うにしても信用出来るように思う。

実際、今回の流れに対して、前大阪市長は次の代を見据えてとの提言を出していたり、元総理は原発ゼロは応援するけど参加は否定ということで、距離を置いている。やはり、彼らは今の流れに少なからず違和感を感じ、自分が其処に加わるという判断迄は出来ないと言う事。恐らく、この遠目で見るというのがマトモな判断なんだろう。

今回の総選挙での、新党への集まり具合というのは、時間の無い中で、勝てる見込みに便乗するのが第一で、理念や政策はどうでもよく、取り敢えず、生き残るためにチャンポンでも良いので群体を作っているだけにしか見えない。

都知事選では、小池氏の力が強く、実際の候補がカスでも糞でも存在感が全く無いから、プラスの力だけが作用したように見えるけど、次の総選挙では、小池氏の存在感が同じだとしても、結集しようとする他の議員の顔が中途半端に見える上に、見えた状態が、都知事選の際の存在感の無い候補とは違い、どちらかと言えば、マイナスのイメージが強い人達ばかり。同じプラスの効果があったとしても、単体では小さなマイナスの効果でも、そういう人が集まると大きなマイナスの印象となる。

小池氏は兎も角、集う連中が糞過ぎるのが偽らざる感想。正直、糞ばっかり集まっているように見える。

今後、他の野党の動きがどうか?は知らないけど、政策そっちのけで集う連中よりも、それよりも一線を画して理念を守る政党があったとすれば、そっちの方が好印象のような気がする。民進党、自由党、共産党といった政党が、どのような判断を下すか?は、実に興味深い。

この流れにのって、民進、自由辺りが新党に合流するとすれば、節操無しで存在価値無しだという風に思う人の方が多いように思うし、仮に、そうなったとすれば、小池中心の雑魚結集という意味で、かつての新進党のような存在のリメイクにしか見えないというのが感想である。更に、新進党の時は、少しは期待感があったけど、今度の場合、集うメンツの表情が悪すぎる。眼を見ただけで判る。どう見ても、嘘吐きの眼、取り繕いの眼、自信の無い眼である。誰かに付いていって上手く行けばラッキーという風な表情にしか見えない。

正直、与党の横暴も目に余る様だけど、新党として集う勢力もポンコツだらけの印象である。

与党批判は当然として、ポンコツ結集の流れから一線を画して、立ち位置がぶれないような政党があれば、今度は其処に投票したい。もし、そんなぶれない政党が無ければ、未だ、組織的に強固で、国政の経験豊富な与党を選ぶというのが、現代の世界情勢を考えれば正解のように思う。少なくとも、ポンコツ集団という選択肢は無い感じだ。

追記

民進は合流との事。恐らく、自由も合流だろう。となると、結局、名前を付け替えた第二新進党に過ぎない。

耳に心地よい横文字で大衆を刺激する。ポピュリズムに訴える戦略、、、、

日本新党の時代は、野党結集に少なからず期待感は感じたけど、今回は、そういう印象が全く持てない。与党のやり方も決して好みではないが、世界情勢を鑑みると、外交手腕に長けて、国防自衛の面でも方向性が見えている与党の方が、何となく安心出来る。

雑魚結集の野党が、仮に政権を担ったとすれば、果たして不安定な東アジアの情勢に対応できるか?というのが極めて不安。

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