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2017年9月12日 (火)

逆転

80年代から90年代に掛けて、単車といえばインラインフォー、そういうトレンドが支配していた。70年代半ば迄は、重量車こそはマルチだったけど、ミドルクラス以下はツインが常識的な選択だった。マルチエンジンで最初にミドルクラスに登場したのは、CB350Four、その後CB400Fourに発展するも、性能ならツインという説でHAWK系にバトンタッチするも、その後に登場したZ400FX以降は、ミドルであっても人気車は四発というのが常識となった。
Z400FX以降登場したツインは、高性能ながら地味な存在となり、マルチは250ccクラスにも波及していった。
しかし、レプリカブーム、ミドルクラスのネイキッドブームが去った後、高コストのマルチエンジンを搭載するモデルは次々と消えて、気が付けばツインだけになっている。
コスト、性能のバランスを見ればツインが一押しなのだろう。

で、現代においては、カウル付き250ccから650ccクラス迄、オートバイといえばツインという程に市場は様変わりしている。
今、ツインとマルチが共存しているクラスといえば、650ccクラスだけど、ツインとマルチの違いを見ると、エクストリーム系というか、ストリートファイター系のデザインは共通、寸詰まり感のある形状で、エンジン自体の主張は小さく、ツインとマルチの視覚的な違いは極めて少ない状態となっている。この現状なら、ローコスト+活発なエンジンということで、ツインの方が市場において主導権を握るのは当然のようにも見える。

自身、ツインとマルチを比較すれば、絶対的にツインが好み。
ただ、市場がツインだらけになると、敢えてマルチという選択肢もアリのようにも思う。

マルチエンジンの個性といえば、連続的な排気音、低振動、高回転といったところ。そういう個性を前面に出したモデルであれば、ツインから人気を奪還する事も不可能ではないような気もする。デザインも車体のインパクト重視でエンジンの存在感の小さな現代のエクストリーム系デザインではなく、エンジンを視覚的に大きくアピールして、その他の部分を抑えたデザインであれば受け入れられるのではないだろうか?

重量車クラスにおいてエンジンの存在感の溢れるマルチエンジン車といえば、間もなく生産終了するZRXダエグ、最近登場したCB1100RS辺りが、マルチエンジンらしいデザインを持つ車両のように見える。そういうモデルにヒントがあるような気もする。

ツインも好きだけど、ツインしか選べないのは寂しい。ツイン、マルチの両方が選択肢として存在する、、、、そういう市場が理想だ。

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