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2017年9月16日 (土)

扇風機の首振り等に見る稀な構造

先日、F-C307Tの首振りの故障を直した。このモデルは首振り自体を、専用のACモーターで行うタイプで、首振り動作もリモコンで切り換える事が出来るのが特徴だけど、首振りモーターであるSANKYOのM2AJ42ZD45というACモーターの減速ギアが樹脂製で劣化破損して首振り動作不能になる事が多い。
ただ、今時の扇風機を見ると、リモコンで首振り動作を切り換える事が出来る機種が少なく、多くは背面モーターの上部に付いているノブを昇降させる事で首振り動作を切り換えるタイプが殆ど。このタイプの首振り機構は、メインモーターの出力軸がモーター背面からも出ており、そこのウォームギアが首振り動力を分配する構造である。この構造はシンプルであり、首振り構造が故障する可能性は小さいように思える。
耐久性、必要性から、冒頭のような首振りモーターを使う構造の扇風機が少なくなったようだ。
ただ、スタンドタイプの扇風機の場合は、広い空間で使う事が多いので、リモコン操作を可能とするなら首振り動作もリモコンで作動させる事が出来る方が便利。利点は、出力軸回転数に依らず、首振り速度は一定というのもメリットである。首振りモーターに負担を掛けないという意味では、出力モーター自体が小型でヘッド部が軽量なF-C307Tは結構合理的な構造にも見えるけど、広い空間で扇風機というトレンドが受け入れられなかったのだろう。

家電製品を見ると、主流に為り得なかった構造っていうのは結構見掛ける。

他には、スティック型サイクロン掃除機のシャープのEC-SA10/11/8というモデル。これは、スティック型サイクロン掃除機の先駆けで有線式の構造。これ、未だに愛用しているけど、この掃除機の特徴は集塵ユニットであるサイクロン部がスティック上部に設置されている。今時のスティック型サイクロン掃除機はクリーナーヘッド直上部、掃除機本体の下部に設置されており、構造が随分と違う。吸引力で言えば、ユニットがクリーナーヘッド直上部にある方が高性能だろうけど、スティック型掃除機の手軽に掃除という事を考えれば、クリーナーヘッド部がスリムな方が掃除しやすいのである。テーブルの下とか細い隙間を掃除する時は、クリーナーヘッド部がシンプルな、このタイプは重宝する。今は廃盤で、今後登場する見込みもない。

家電とは異なるけどCCD式ドライブレコーダーも実は高性能。30万画素、赤外線ライトは未装備だけど、最低照度0.01Luxのシンプルなドラレコは、夜間でも全体をくっきり映す事が可能。三ツ葉商事のDR.9というモデルだけど、故障したけど、製造元で修理して再び使っている。夜間映像を見ると、必要最低限の精細度で視野全体を映す事ができており、今時のドラレコよりも暗所では状況が明確に確認できるものである。

これらは、機能が受け入れられなくなり廃盤となった製品、例えば、MD機器、VHS一体HDDレコーダー、3Dテレビとは異なるもの。

このようなモデルに巡り会うと、なんだか得した気分になる事が多い。

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