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2017年9月10日 (日)

正しい、楽しい使い方

原動機付きの乗り物の楽しく正しい使い方は何?っていうと、使い手の望む動きを理想通りに行える状況を常に整えている事。
思った動作が即座に実践出来る事こそが、何よりも重要。
状況は刻々と変化するが、刻々と変化する状況において次の動作を行うための準備をスムーズに行えるように整える事である。
思った動作を即実行出来るというのは、次のアクションにおいて必要な体制を整えるということ。
判りやすく言えば、全ての基本はエンジンの運転状態をコントロール下に置くということである。

狙った動きを実践する上で必要なのは、車体の姿勢であり、姿勢を作り出すのは出力状態のコントロールである。狙った動きを行うために過不足無く必要なトルクを必要な時間取り出す事が出来る状態を作る事なのである。

乗りやすいバイク、車というのは、姿勢を生み出すのに必要なトルクを広い範囲で取り出す事が出来る出力特性に他ならない。無駄を排除してシビアになるというのは、それを取り出しうる運転状態が極狭い場合ということになるのである。
スパルタンな乗り味というのは、必要なトルクを生み出す範囲が非常に限られたモノである事が多い。

正しい操作というのは、あらゆる運転状態において思い通りの操作が行えるようにするといことで、基本は、刻々と変化する状況において常にパワーバンド、トルクバンドを意識するということ。

この待機が実現できなければ、不安定となったり、失速を招いたりするのである。乗り物を安定させるのは、何よりも動力を掛けるということであり、必要な動力を掛けられない状態が不安定なのである。転けるか転けないか?上手いか下手か?というのは、常に動力を過不足なく与えているか?否か?の違いといって差し支えない。

コーナーリングに限らない。街中のストップアンドゴーにおいても、適切な運転管理を行っているか否かが、思った通りの動きが出来るかどうかに掛かっているのである。

大事なのは常に機関にとってのパワーバンドで運転せよという訳ではない。環境下において必要な出力を過不足なく取り出せということである。常に最大の出力となると、操作自体が神経質になったり、周囲に不安や迷惑を与えかねないのである。

状況(環境、ペース等々)に応じた出力を過不足無く取り出す事が出来る状態を整える事。そのためには、次に何を行うか?を常に意識することであり、走りながら次を正確に予測する事が大事なのである。その予測を実践するための準備を完璧に整える事こそが、実は一番上手く、そしてリスクが少ない運転といえる。

どんな状況であれ、転倒、事故、落車というのは、見込み違いによる対処不能や、準備不足によるパニックが原因なのである。

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