« なるほどリレー | トップページ | スカイアクティブXの試乗記から見えた真実は? »

2017年9月 8日 (金)

樹脂パーツの修理

70年代後半以降、単車のパーツに樹脂部品が使われる割合は確実に増加している。
昔は、サイドカバー、テールカウル類も金属のプレス成形部品だったけど、これらは早い段階からABS樹脂製となっている。
他には、前後フェンダー、車体中央部のバッテリーマウント、エアクリーナー等が樹脂部品として作られている。因みに、車体中央部の見えない部品、リアフェンダーといったパーツは、見えないために着色の必要が無い事、それから比較的応力を受けやすい事といった条件によってPP樹脂製で作られている事が多い。

樹脂パーツのメリットといえば、なんといっても軽量ということ。デメリットといえば、樹脂故に劣化しやすいと言う事だ。
劣化といえば、特にABS樹脂で作られたパーツ類だ。主に外装パーツということで塗装が為されているけど、外装ということで、熱、衝撃の他に、紫外線にも晒されており、劣化の進行度は小さくない。
80年代のカウル認可以降、フェアリングの類も殆どがABS樹脂で作られているけど、これらも年月が経過すれば、確実に劣化したりしている。

新しい内は、樹脂自体が強度を持っておりストレスに耐えているけど、古くなっていると劣化によって脆くなっており、ひび割れ等の損傷を受けた状態となっているものが少なく無い。
そんな樹脂パーツを長持ちさせる秘訣といえば、ひび割れ等が進行し過ぎないように、こまめな補修作業が有効なのである。
このひび割れの原因は、単なる劣化では発生せず、どちらかと言えば、転倒のような外力で発生する。劣化していれば、チョットした外力で簡単に割れたりするのである。
外装パーツ故に機能への影響度は少ないけど、見た目への影響は少なくない。

昔、二輪業界でバイトしていた時は、このような外装の割れは進行させないように補修作業をしていたけど、最近は割れがあってもそのままの場合が多いようだ。
中古車では、この樹脂部品が損傷を受けた状態って事が少なく無い。我が家では新しいBTだけど、購入時で10年落ちである。これも、色々チェックすると、サイドカバーの取り付け部等で外力によるひび割れ等を見付けており、納車後に修理をした。

最近は、ABS樹脂の補修はプラリペアのような造形補修材を使えば高い強度で修理出来るのでお奨め。
10年以上乗っている人は、外装部品、特に取り付け部が劣化している場合も少なく無いので、完全に破断する前に補修したりすれば良いだろう。一度破断してしまうと、元の位置に戻すのは結構面倒臭いけど、ヒビの状態なら簡単に戻せるので、お奨めだ。

|

« なるほどリレー | トップページ | スカイアクティブXの試乗記から見えた真実は? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 樹脂パーツの修理:

« なるほどリレー | トップページ | スカイアクティブXの試乗記から見えた真実は? »