ドラレコ動画
最近、煽り運転が話題だ。そんな煽り運転の紹介映像のネタ元はYouTubeだけど、ここに投稿されている煽り運転と称する動画、90%以上は煽り運転とは言えない、動画撮影側の言い掛かり撮影とも言えるのが実態。
車間を詰めて、パッシング、蛇行をあからさまに繰り返す運転は煽り運転といえるかもしれないけど、高速で迫って、抜き去っていく運転が煽り運転か?と言えば、それは違うような気もする。抜き去っていくだけなら、抜く側の意識は、抜いていく車両なんて眼中に無いのでは無いだろうか?抜かれる側は、良い気はしないかもしれないけど、抜かれる車両の状況を見ると、高速道路の追い越し車線をチンタラ走っている車も少なく無い。一般道でも、交通の流れに乗っているとは言い難いノロノロ運転の場合も少なく無い。
そういう場合、抜いていく車両を煽り運転といって、動画で投稿するのは、性格の悪い言い掛かりのように思う。
抜きたい奴は抜かさせる。そして、抜かれたても気にしないという意識があれば、少なくとも煽られたという意識は抑制出来る筈だ。
バイク、自転車から見た四輪の嫌がらせ運転という動画もあるけど、される側の二輪車の走行状態、特に、バイクの走行状態を見ると、走行中に左側追い越しをガンガンしている例も少なくなく、それで幅寄せを受けるのは、或る意味、仕方ない、自業自得で四輪を怒らせた結果に過ぎないとかんがえる方が自然だ。
今の報道を見ると、二人に一人は煽り運転を受けたとの話しだけど、それは多分違うと思う。煽られたという側の多くは、自身の運転が周りにストレスを与えていたり、実は、煽られる原因の不道徳、違反運転をやらかしている場合もあるのでは無いだろうか?
違反事実として認識されていない行為、軽視される違反を厳密に取り締まることで、そういう勘違いが原因のトラブルも抑止出来るのでは無いだろうか?
警察も取り締まりを速度違反とか駐車違反に偏向するよりも、一時不停止違反、車線区分違反、交差点での左方優先原則の無視、坂道離合での上り優先原則の無視といった、認識されづらい行為を重点的に取り締まり、何が悪いのか?を社会に認知させる方向で活動すべきのように思う。
| 固定リンク
コメント