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2017年10月11日 (水)

ディスクローター比較

さて、ガンマのブレーキ強化に使えるか?と淡い期待を抱きながら調達したのがCBX1000用のブレーキディスクの加工品。これ、ドリリングによって穴あきディスクとなっている。このドリリングの効果は絶大で、ノーマルに較べると非常に軽い。

そこで、早速、取り付け部の採寸を行ってみた。
φ8mm×5穴、センターホールがφ58mm、隣り合う取り付け穴の間隔が46mm、ディスクローターのオフセットが約20mmである。なお、ディスクローター最外径は275mmだ。

で、交換しようと考えているガンマ500の純正フローティングディスクローターの取り付け部は?というと、φ8mm×5穴、センターホールがφ57mm、隣接する取り付け穴の間隔が46mm、ディスクローターのオフセットは約18mm。ディスクローター最外径は260mmだ。

因みに、ノーマルフォークの取り付けピッチ85mmに取り付け可能なキャリパーは、ピストン径φ32mmのGSX-R750以上用とφ28mmのRG500ガンマ以下用がある。キャリパーを交換すると、対応ディスクローターの有効径が11mm程違う。(大径ピストン用の方が大きなローターに対応)

つまり、ノーマルフォークにGSX-R750用キャリパーを使うには、ディスクローター系で260+11~12mm=最大272mmのローターがベストとなる。

そこで、前述のCBX1000用のキャリパーの外周を半径で2mm弱カットすれば、ボルトオンでピッタリ使える。
ただ、キャリパーのパッドの当たる系方向の幅が37mmある。CBX1000のディスクローターの摺動幅は45mm程。外周を2mmカットすると43mmだ。43mmあれば37mmをクリアするので問題ないけど、取り付けピッチが同じでもCB750FBの内周に肉抜きがされたローターや、CB750FC、VF750Fの内周部に留めリベットがあるディスクでは摺動面が確保出来ないのでNGだ。ベースとして利用可能なのは、CBX1000、CB750FZ、CB750FA、CB750Kのみだ。

見た目、フローティングで無くなるのは寂しいかもしれないけど、実質、軽くなって大径化して、制動力が一回り強力なキャリパーが使えるので悪くない。

ただ、問題はオフセットが2mm違う事。2mmはチョットキツイ。

さて、近々、実際にローターをノーマルホイールに組み付ける事が出来るかどうか確認して、実際に大丈夫となれば、ローターの外周を半径で2mm程カットする様に加工屋さんに御願いするつもり。万が一、寸法が微妙に厳しいとなると、、、、このローターは、無加工でCXに装着するつもりだ。

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