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2017年10月 6日 (金)

元素分析

アルミ合金の元素分析の機会があったので、単車のスクラップパーツも分析してみた。
昨年、とあるショップの店主が話していた事にずっと気になる事があったからだ。

アルミパーツに関して二点程。

一つは、シリンダーの成分について。SR400とSR500、SRX-4とSRX-6について。この姉妹車のシリンダーのアルミの成分は違うという話。
成分が違って強度が違うという話。

もう一つは、ホンダのアルミツインチューブフレームの材質は溶接出来ないので独自に開発したアルミという話。

聞いた直後に、簡単なEDXで分析した時は、その違いは全くなかったけど、今回はもう少し精度の高いEPMAで分析出来るので、再度、その時のサンプルで測定してみた。

結果から言うと、SRXの4も6もアルミの成分に違いは全く無い。全く同じモノ。
フレーム材についてはAL-Zn-Mg系の時効硬化系で、恐らく7N01系合金で規格的に普通のモノ。ピポット部は6061系合金だろう。

結論から言えば、そんな特殊なモノではない。

以前話したコストの問題で、スタンダードタイヤのコンパウンドとハイグリップタイヤのコンパウドは共通だからスタンダードタイヤでもハイグリップ!だというタイヤコンパウンドの話も同じ人から聞いたのだけど、曖昧な良く判らないというか、判りにくい、調べにくい話をも少なくないだが、調べにくい話ほど、そういう怪しさが含まれている可能性が高い。そういった情報には気を付けなければならない。

また、基本、又聞き的な、人に聞いた話によると的な話は、大抵の場合、脚色過大な場合が多い。

全ての話がそうだとは限らないが、検証、分析が難しい話程、そういう話が少なくない。職業柄、金属の元素分析だとか、ゴムの成分分析、物性測定等が出来るので、疑問があれば、つい調べてしまうのだが、過去において聞いた話で疑問を持った事が聞いた通りだった事は、全く無いのである。

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