ゴタゴタ
総選挙を巡り、候補者のゴタゴタが続いている。
民進の中のリベラル派が新党を立ち上げるとの話。まぁ、予想通りだけど、或る意味、自然な形。闇鍋的だった旧民主党が、元の出身母体別の色分けに戻るということ。
まぁ、希望の党としても、排除したかった左派議員が居なくなるので有り難い話だろう。ただ、希望の党は、民進の重鎮も排除したいそうで、この辺が、器の小ささを伺わせる。
都知事選、都議選の際の緑の風、選挙に勝つという面では大きな結果が出たけど、権力を手に入れた後の状況を見ると、ちゃぶ台をひっくり返して、取り繕いながら元に戻そうとしているけど、元に戻らず散らかったままな状態。結局、時間と経費を失って停滞している感が強い。国政で、これをやられると恐ろしい。権力を得るためにマスコミに露出している時はパワーを発揮するけど、それだけというのも頂けない。
その流れの中で、強引さを露呈する切っ掛けとなった、リベラル派の排除騒動は、或る意味、良かった事のように思う。
ただ、騒動の元となったリベラル左派が立憲民主党。それが大きな勢力となるか?というと、それも考えづらい。既存のリベラル政党である社民等と併せても、冷静に考えて、これらが一定の勢力を維持するか?というと、それも少し考えられない。
果たして、選挙後にどんな議席配分になっているのだろうか?
時間を戻すのは難しいけど、民進は、蓮舫体制の時にもっと結束すべきで、山尾議員をしっかり教育して華のある女性議員を表に出していれば、少しは違っていたような気もする。実力の程は知らないが、緑のおばさんより、華やかさがあったような気がする。
今回の立憲民主新党は、新党立ち上げに差程は違和感を感じない。これに民主時代の元首相の菅直人が入るとアウトだけど、選挙後に或る程度の規模を確保出来れば、国会の中の右派、左派のバランスという意味では正常な状態が作られるかも知れない。
ただ、実績も何も見えない新政党が票を集めるのは簡単では無い。どうなるか、見物だ。
国際情勢、対北朝鮮、米国との協調等か考えると、現状で過去5年の政策全てが失敗だっと現政権を批判して、政権交代させるというのはナンセンス。ただ、安倍体制を望む人は多くないのも事実。そう考えると、連立与党を組む公明党が、実は一番重要なポジションのような気がする。
連立与党を支持するけど、自民党には勝たせたくない、、、となると、選択は一つしかないような気もする。
維新の方向性も見え辛いし、自公以外に連立を組む可能性のある政党は、現状では見当たらないので、ここは公明党に頑張って貰うという選択は悪くないように思う。
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