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2017年10月 2日 (月)

ガンマのフロント周り

先記事にも掲載したけど、ブレーキパーツの見直し検討中。
その前に、好みではないけど、他のモデルの足周りを流用しつつも、結局止めた事を回想してみる。
止めた理由は、元々のジオメトリーが違いすぎるために、ガンマの車体に併せた修正が当時出来なかったのが最大の理由。

ガンマが現役当時、車体のジオメトリーは他のレプリカモデルとは全く異質だったのを覚えている。1985年デビューのモデルながら、キャスター角は23.35°と非常に立った構成。このキャスター角は近年のリッターSS以外であれば、MC18のNSRくらいのもの。当時の他のレプリカモデルは25~27°だったので際立って異質なモノである。オフセットも小さく、他のモデルとは基本的な部分で大きく違っていたのを思い出す。
それ故に、過去に流用した'88年式のGSX-Rではキャスター角は25°と違いすぎたためか、組み付けても違和感しか残らず直ぐに止めた経緯がある。
ジオメトリーで寝たキャスターを持つ車両のフォークの場合、基本的に柔らかい上に、自然長も長かったのかもしれない。各車のスプリングレート、フォーク長について記録していないので、何とも言えないけど、流用元と流用先で、仕様が異なりすぎると、それを修正して合わせるというのは、そんなに簡単で無いのと、合わせる感性が自分の感性の場合、ハッキリ言って信用出来ないので、怖くて乗れないというのが結論だ。以前も記事にしたけど、RZ350RにRZV500、FZR400の足周りを移植した時に、結局信用出来ず走りきれなかったトラウマがあったからだ。

さて、そんなガンマのブレーキ周りを変更するとして、方法論はかなり限られてくる。
ヨシムラホイールに装着可能なディスクローターは、純正の外径260mmローター、他にストックしているのは外径300mmの鋳鉄ローター。
当時のGPマシンルックということで、小径ホイール+大径ディスクに憧れて色々組み合わせたけど、16インチホイールに外径290mmローターを合わせると、タイヤ交換の際のキャリパー脱着の際に、パッドを抜かないとNGだったので、外径300mmのローターを純正系統のキャリパーで合わせるのはNGっぽい。16インチホイールでメンテナンスの都合で問題無さそうなローター径は275mmが限界だったような記憶がある。

ブレーキ周りの変更を既存パーツを組み合わせて無加工で装着っていうのは、今考えてもやっぱり無理っぽい。

とか言って、キャリパーサポートを使って、、、っていうのも、どうも好きになれない。

なかなか難しいもんである。

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