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2017年11月24日 (金)

取り敢えず走る事

単車のコンディションを維持するには、エンジンを始動するというのは結構大事だけど、それだけだと不十分。チョークを引いて、エンジン始動して暖気完了して、終了、、、これだと、コンディションの維持という面では不十分。

2000年代初頭、そんな感じで過ごした事があったけど、そのような接し方をした車両は、エンジンこそ始動しても、回らなくなったりしていた。

原因は?というと、キャブのスロー系こそ健全だけど、メイン系統に詰まりが生じたり、プラグが煤けたり、、、そんな状態になる。それが過度に進行すると、人間の生活習慣病が運動不足によってもたらされるように、単車も走行不足によって機能不全を来したりするもの。

それだけだと良いけど、マフラー系統が詰まったり、燃焼室周りにカーボンが蓄積したりすると、簡単なプラグ交換、キャブOHだけでは対応出来なくなり結構大掛かりなメンテが必要となる。

定期的にエンジンを始動するのは勿論だけど、エンジンを始動したら、アクセルをしっかり開けた状態が持続出来るような走行を行わなければNGである。

最低でも、10km以上は走る事が大事。

CXの調子が一番悪い時というのは、個人的に忙しい時期で、少なくともエンジンだけは始動しておこうという風に接していた時期だけど、そういう接し方はNGだ。

もし乗らないのなら、コックをオフにしてキャブから燃料を抜いて乗らないままの方が遙かに健全。中途半端な維持というのは、実は一番良くなかったりする。

基本、乗らなくても機械は傷まない。乗れば傷む。そう考えれば、乗らないのが一番だけど、

単車って乗り物は乗らないと、乗れなくなる。乗り手が劣化するもの。そういう意味では、やはり乗り続けるのが正解。操作への慣れ、熟度は乗り続ける事が重要。機械だけでなく、乗り手の劣化を防ぐには、全く乗らないより、乗る方がマシ。

 

ここ数年はしっかり乗るせいか、比較的走行距離は伸び気味。まぁ、それが正常だ。

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