カプラーチェック
単車で注意したいのは、ジェネレーターとレギュレーターの間のカプラーのコンディション。古くなって接触抵抗が増えたままとなっていると、そこが発熱してカプラーが熱で溶けたりして危ない事に鳴りかねない。一見、発電系統が正常のように見えても、接続部が損傷を受けた旧車は少なく無い。
先日、CXのレギュレーターも三端子の内、一箇所がヤバイ状況。カプラーはダメージを受けていたので、普通のコネクターに交換したけど、時折、チェックする方がベターだ。
接点部は古くなると酸化皮膜等で導通が不十分な箇所も出始める。古い単車では、年に一度は接続部をチェックして手の届く所は磨いて、届かない部分はコンタクトクリーナー等で清掃するのが大事。
今年を振り返ると、CXのレギュレーターカプラーの溶損、ガンマのヘッドライト不調、ウインカー不調、BTのウインカー不調、CXのヘッドライト不調と電気系のトラブルが発生した年だ。何れも清掃で復帰して、コストは掛かっていないけど、清掃は分解という手間が掛かる。それ故に面倒臭いけど、長期維持には不可欠な作業。古くなると、この辺への気遣いは大事だ。
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