ハンドルの操作性
先日、ヒルクライム後のダウンヒルにおいてブレーキ操作が嫌にし辛い感を感じていたけど、この原因は、ダウンヒルにおける前荷重でレバー部に掛かる重量のため、ハンドルバーが前回転してレバー位置が前方に回転して位置が狂ったため。
この解決は、ハンドルパイプのクランプトルクを上げて対応したけど、その際に修正した箇所が一つある。
それは、リムとブレーキシューのクリアランスを拡大させて、ブレーキレバーの握り代を増やしたこと。
大昔は、シューとリムの隙間は1mm程度で、軽くレバーを握ると即座に制動開始というスタイルが好みで、意識していなければ、自然とそんな感じになるのだけど、それは使いにくいのだ。
今回、シューとリムのクリアランスは3mm以上で、レバーを深く握らないと制動しないように変更。これ、レバー位置が変な位置の時に握りづらさを感じたための対応。一番握力が大きく、調整可能な握り形状に合わせて、レバー操作でブレーキの制動が行われるポイントを調整するのが必要なのだ。
単車の場合、レバーの距離を変えるアジャスターがあるけど、自転車の場合は、シムを入れて対応する程度。
それだけでも、制動が掛かる距離に合わせて調整するだけで、操作性は随分と改善する筈。
単車の場合なら、敢えてマスターシリンダー径を絞るのも場合によっては効果的な事もある。
ブレーキ操作は、長時間の連続操作を行って初めて、問題点に気付く場合がある。
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