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2017年11月25日 (土)

フェンダー

これ、個人的には非常に重要視するパーツである。
自転車でも単車でも、とても大事。基本、実用品にはフェンダー装着がデフォルトである。フェンダーレスを容認するのは、ウエット路面、雨天時には一切走らないもののみだ。具体的には、ロードバイク、ピストバイク限定といって良い。それ以外の自転車、バイクでフェンダーレスというのは有り得ない。

微かな記憶だけど、四輪ではフェンダーを外した回転体露出状態では違反となったような気がするけど、バイクの場合は、フェンダーを外しても問題無いようだ。

それでも、フェンダーを外すのは嫌い。

自転車でもバイクでも、フェンダーというのは結構重要な装備だと考えている。
先ずは、自分の身体が汚れないようにするというのが第一だけど、それ以外にも結構重要な要素が多く含まれている。それは、メインフレーム内のメカニズムを守るという意味だ。
自転車の場合、リアフェンダーレス構造は、リアブレーキが直接的な泥はね攻撃を受ける。単車の場合、モノショック車両の場合は、ダンパーユニットへの泥はね攻撃が生じる。
単車の場合、多くの場合がナンバー取り付け角度が水平気味の、知能の若年化現象を引き起こしたり、ナンバー等、リフレクター忘れといった法令違反を引き起こす事もある。

フロントフェンダーレスは、自転車の場合は、BB下のワイヤガイドへの泥はねによる作動不良のリスクが高まる。単車の場合は、水冷車ならラジエターの目詰まり、タンク下電装系への泥はね攻撃が生じる。エンジン形式によっては、シリンダーヘッド、プラグホールへの異物堆積が生じる。ものによっては、フェンダーがスタビライザーを兼ねているような車両の場合、フロント周りのフォーク剛性の低下を招いたりする。

そんな訳で、フェンダーレスっていうのは、基本、嫌い。

単車では、フェンダーレスに併せて、スカチューンと称するエアクリボックス周り、バッテリーボックス周りのパーツ外しが併せて行われる事も少なく無いけど、リアの泥はねが車体中央部に及ぶ事を考えれば、百害あって一理無し的で、これも、嫌い。個人で行うのは個人の勝手だけど、商売で、そう言う事に手を貸すのは、基本、有り得ない。

っていうか、一般公道を走る車両の改造自由度の中で、フェンダーっていうのは改造禁止にしても良いくらいだと思うけど、どうなんだろ、、、。

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