« ブリッピングは楽しい | トップページ | 近所ライド »

2017年11月 2日 (木)

二つのRS

カワサキから今回登場したのがZ900RS、このRSというネーミングというと、春に登場したホンダのCB1100RS。

RSの由来は違うかも知れないけど、両車ともレトロスポーツだ。何れも、70~80年代のテイストを盛り込んだ最新モデルということ。

ただ、同じRSでレトロスポーツ、トラディショナルスポーツを名乗っていても、方向性は随分と異なる。Zはやんちゃでスポーティなイメージ。やはり、倒立サス、モノサス、水冷エンジンという現代的パッケージが基本にあるからだろう。CBは正立さす、2本サス、空冷エンジンで、現代のモデルでありながら、メカニズムの基本を70年代と同じ構成に纏めてあるのが大きな違い。
両車ともスポーティであるが、活発さが感じられるのはZの方だ。CBは大人のバイクという印象が強い。
メカニズムは異なるけど、Zは、メカニズムの構成的にはMT-09辺りが性能的にも同じレベルのライバルという印象。レトロデザインという意味では、XSR900がガチンコライバルとなるのだろう。

Z900RSは非常に魅力的でカッコイイ存在だけど、仮に買うなら、カワサキファンだけど、多分CB1100RSになりそう。今の時代、空冷エンジンというのは、それだけだけでも代え難い魅力の要素。

Z900RSも空冷で登場していたら良かったのに、、、、まぁ、規制対応的に困難だったのかもしれないけど、CB1300の水冷エンジンから生まれたCB1100で出来た訳だし、過去にボイジャー1200の水冷4気筒エンジンを空冷化して作ったゼファー1100を造り出した実績もある。そういう意味では、空冷化して欲しかったような気がする。それがダメなら、過給機で過激なパフォーマンスに訴える等して欲しかったような気がする。

リッターネイキッドクラスにおいて空冷のCB1100RSが居なければ、Z900RSは購入しても良いと思える格好良さだけど、CBが居るので、どっち?といえば、今のところCBを選びたくなる。

4発ではないけど、CX、SVとVツインの水冷エンジンを乗り続けてきて、それなりに満足していたけど、BTで空冷のVツインエンジンにも乗り始めると、水冷と空冷の違いというか、言葉では表せない感覚だけど、空冷エンジンの方が好きなのだ。

|

« ブリッピングは楽しい | トップページ | 近所ライド »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二つのRS:

« ブリッピングは楽しい | トップページ | 近所ライド »