ギア比と速度
ロードとピストでヒルクライムを行っているけど、登坂路部分が共通している区間がある。
因みに、ロードで登坂する場合は、軟弱ギアで34×25~27Tで登坂。ピストの場合は固定シングルだから44×17Tで登坂。
なのだけど、この登坂時の速度は、不思議な事に殆ど一緒である。ギア比は全然違うけど、結果的に登坂する速度値自体は共通である。
疲れ切っている時が8km/h程度、普通に上る時が12km/h程度だけど、ピストでもロードでも速度自体は一緒である。ピストの場合はダンシング、ロードの場合はシッティングで漕ぎ方も全く違うけど、登坂する速度が共通なのだ。
結構興味深い現象である。
更に更に、、、、、
平地での到達最高速度を紹介すると、、、、ピストの場合は同じギア比で44×17T(5.42m)で到達する速度は最高で53km/h程である。
で、ギア付きで速度に望んだ事のあるバイクといえば、レ・マイヨW改、通称オ・モイヨWW号だけど、これは451WOサイズのタイヤでギア比は48×11T(7m)で、到達する速度も53km/h程。普通のロードの場合は、メッキのロードがあるけど、ギア比が50×16T(6.55m)で53km/h程で、全く同じである。
ギア比、即ちロールアウトは全く違うのだけど、到達する速度は同じ、、、、
もしかしたら、登坂だろうが最高速だろうが、脚力次第で到達する速度は決まってしまうのかも知れない。速度という部分で考えれば、出力次第だから、案外、ギア比の少々の違いがあっても速度に差が出ないのだろうか?
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