ロードバイク、奥深い
一寸前は、自転車よりもバイクで峠を走ったりする方が難しいという気がしていた。
単車を思い通りに扱うには、経験も大事だけど、経験だけでは到達出来ないエリアが存在するという風に考えが大きかったからだ。
チョイ前は、自転車は体力次第。鍛えたら、何とかなるモノ。そんな印象であった。そして、体力があれば、自転車なんて乗ったらソコソコ走れる、、、そんな考えがあった。
少なくとも、平地をピスト、ロードで高速で巡航走行するレベルなら、そんな印象だったけど、今は少し違う。
何度も記事にしているけど、それ程に印象的だからだが、人間の筋力、心肺能力といった身体機能なんて、一ヶ月程度で変わるモノではない。それ故に、走りの結果自体がそんなに変わる筈なんて無い、、、、そう思っていた。
しかし、夏前から始めたヒルクライムを通じて、基本的に乗り方を変えただけで、ヒルクライムの登坂速度が4割程度も変わる現実を実感すると、これは、相当に奥が深いんだと思い始めたところである。
同じ身体だけど、乗り方だけで、自転車に伝える事が出来る出力が大幅に変わる訳だ。
これにはビックリである。始めた頃の出力が概算で1000m標高維持可能な出力が平均で320W程度だったのが、色々やってみると420Wオーバーである。結果として25%も向上している訳だ。自転車という動力変換器の変換効率が25%向上しているということ。
これって、驚異的な気がする。
そして、こんな感覚は自転車を学生時代の部活時代を含めて、相当に長い年数乗ってきたけど、ここまで短時間に激変したのは初めて。超驚きである。
もしかしたら、隠れた無駄排除の論理と方法があるのかもしれない。
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