ヒルクライムと体重
ヒルクライムなら体重が軽い人が有利!
これ、定説化しているようだけど、言葉の言い回しは変えるべきのような気がする。
体重というよりも、筋肉1kgあたりの負担重量を軽くするのが有利!ということである。
筋肉1kg辺りの負担重量を軽くすると言う事を言い換えれば何か?というと、体脂肪率を落として、骨格筋率を高めるということ。人間の身体において、骨量というのは殆ど同じ。その中で骨格筋率を増やすというのは、純粋に筋肉量を増やして体重を増やすということである。
更に、上半身の筋肉はデッドウエイトという話を聞く事も少なく無いけど、これも違うように思う。付けすぎは無用だろうけど、上半身の筋肉を使った漕ぎ方の方が、登坂の速度上限がアップするのも事実。逆に言えば、同じ速度で上るなら、上半身の筋肉を活用するほど、部位単体での筋肉の負担率が低下する。つまり、持続時間が長くなるということ。
ということで、ウエイトリフティングの選手の様な筋肉は不要だろうけど、活用する事で効果を得る程度の筋肉はあった方が良いだろう。
頭の中では、そうだろうと考えていたけど、ここ最近続けているヒルクライムで、使う筋肉の部位を変えて登坂速度がどのくらい変わって、持続可能な時間がどれだけ変わるか?をチェックしていると、なるべく多くの筋肉を導入して、各筋肉の負担率を下げる程、ペースを長時間持続出来る事が確認出来た。登坂の速度も、身体の色んな箇所の筋肉を使う乗り方程、高い速度が保つ事が出来る。
乗り方次第で、登坂速度は2倍程度違ってくるのが興味深い事である。
ヒルクライムする場合も、基本は筋肉は沢山あった方が有利。登坂速度は投入出来る筋肉量に依存し、ペースの維持時間は、同じ出力を得るのに各部の筋肉の負担率を下げられる程有利。
なるべく多くの筋肉を、なるべく広範囲に付ける、、、これがヒルクライムの場合でも大事というのが自分なりの結論である。
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