ランボルギーニのSUV
ということで、650HPのV8ターボエンジンを搭載したランボルギーニウルスが登場。
最高速度は驚きの305km/hだという。
ルックスは、最高峰のアヴェンタドール、ウラカンを彷彿させるデザインで非常にスマートな印象。
しかし、ランボルギーニのオフロード車両といえば、印象としてはランボルギーニチーターである。丸目四灯で黄土色、サイドのドアレスのモデルの印象が強い。
このモデルは、スーパーカーブームの時に、タミヤの1/12ラジコンシリーズで登場したのを鮮明に覚えている。実車よりもラジコンとしての記憶が鮮明なのだ。スーパーカーブームというと、自身が中学一年の頃の話しであり、年代でいえば1977年の頃。ラジコンで登場したのも1977、1978年の頃だった筈だ。
当時の記憶を遡ると、このチーターはV8エンジンをミッドシップに搭載し、SUVというよりも純粋なオフローダーでジープのようなイメージである。
チーターについては、そのような記憶に留まるけど、後に知った事は、このチーターは軍用車として開発されるも、結局市販される事は無かったモデルということ。
このチーターは、LM001チーターと呼ばれるモデルで市販化プロトが作成されたそうで、この時はパネルドアを装備して現代のハマーのようなデザインの先駆けとも言える。
このLM001チーターというプロトタイプは、エンジンをランボルギーニ製のV12に変更し、ミッドシップマウントをフロントエンジンに改めたLM002というモデルとなって実際に市販化される事になったそうだが、これは正に現代のハマーのようなモデルと言える。LM002に搭載されるエンジンは初期が5.2Lのカウンタック用の450HPユニット、最後はディアブロ用5.7Lの492HPユニットに進化した模様。
出力的にはウルスの650HPには劣るけど、V12搭載という点で格上に見えるような気もする。
因みに、この系統はコンセプトモデルに留まるけど、ターボディーゼルエンジンの搭載を前提としたLM003、排気量を7Lに拡大したV12を搭載するLM004といったモデルが検討されてきたようだ。
このような経緯を経て、ウルスが登場してきた訳である。
印象として、、、、アラブの金持ちが欲しがりそうな、、、そんな印象の車だ。
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