« ロータリースポーツ登場か? | トップページ | 自転車のスピード »

2017年12月13日 (水)

姿勢、ポジションと速度差

昼ポタリングで、以前と今を比較すると、走行平均速度で2割程度速くなっている。
この理由は何か?

以前は、アジャスタブルステムを下限位置から+100mmポジションで、アップライトに運転していたけど、今は基本は下限位置で前傾姿勢で運転している。

この差が一番大きいのだろう。ステム位置だけでなく、腕の畳み具合、身体の傾け具合を考えると、ザックリ言って、前面投影面積で30%減、身体を傾ける事による空気抵抗係数で30%減くらいかな?と思ったりする。

これにより、空気抵抗は0.7×0.7≒0.5と半減する。同じ出力で抵抗が半分だと、速度に換算すると20%強アップできる。速度を20%高めると、それによる抵抗増加は1.2×1.2≒1.5だ。つまり、抵抗が半減できれば、速度は2割高める事が出来る、、、、そんな理屈かも知れない。

因みに、速い人、車の後を走ると空気抵抗は大幅に軽減されて、それは半減以下となる。その場合、実際に後で漕ぐ場合は、実際の速度より2割以上低い速度で走っている時の負荷で付いていける事になる。速度が速い程、速い物体の背後に近づく程、その効果は大きく、最大で85%程度迄抵抗が軽減出来るという。となると、実際の速度比で半分以下の速度で走っている負荷で付いていける事になるわけだ。

ところで、集団で走行すると先頭を走る人も恩恵を受けるという話しもあるけど、実際に走行している時の体感としては、前面は風を受けて抵抗となるけど、背面は巻き込んだ風で少し押されるのでは?と思う。これは、風防付きの単車で雨の日に走っていると、風防の背面から雨粒が風防の裏面側に飛び散る事があるので、後方にピッタリ付けられると、後方から巻き込んで押される風も無くなって負荷は一段と増えるのでは?と思う事が多い。

因みに、40km/h巡航時に背後を取られると、後の人は33km/h程度の負荷で付いて来ているのか?と考えると、これを振り切るのは結構難しい。進路を変えて瞬間的に50km/h程度迄挙げれば、可能かもしれないけど、それって、結構厳しい。

|

« ロータリースポーツ登場か? | トップページ | 自転車のスピード »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 姿勢、ポジションと速度差:

« ロータリースポーツ登場か? | トップページ | 自転車のスピード »