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2017年12月26日 (火)

センタースタンド

80年代初頭迄の常識では、単車にはセンタースタンドの装備はデフォルト。
しかし、レーサーレプリカ時代以降、センタースタンドの装備は見送られる事が多く、レプリカモデルでは整備用のレーサースタンドの使用が一般的となり、何故か、スタンダードバイクでもセンタースタンドの装備が消えていった。

まぁ、今時のバイクは昔ながらのダブルクレードルフレームという形態のモデルも少数派であり、そんな車体にセンタースタンドというのも少々難しいのかもしれない。

しかし、センタースタンドは日常整備、ショップでのタイヤ交換等であれば便利な装備品。そんな便利な装備品だけど、今はこれを標準装着しているモデルは少数派である。まぁ、サイドスタンドとセンタースタンド、どっちか一つを装着ということになれば、メーカーの都合から言えば、装備することによる他のパーツへの影響とか、重量とか、コスト等を考えれば、サイドスタンドの方が好都合なんだろう。

まぁ、一般的にはユーザーも日常使用ではサイドスタンドオンリーであり、センタースタンドを使う場合っていうのは殆ど無いのが実状だ。
それ故に、センタースタンドの標準装備が無くなっても文句が出なかったのだろう。

我が家ではCXではセンタースタンドは標準装着故に、今も装着してある。一方で、BTには装着されていない。ただ、無いと不便なので、社外品のセンタースタンドを購入して装着している。以前も記事にしたかもしれないが、ガンマとかSVのようなチェーン駆動車のスイングアームは普通の形だからレーサースタンドを使うのは難しくないけど、BT、CXのようなシャフト駆動車ではレーサースタンドを使うのは難儀である。そんな難儀な車体にこそ、スポーツモデルでは無いけどセンタースタンドは必須装備である。

因みに、CX、BTとも装備重量250kgでセンタースタンドの操作は、コツを掴んでないと難しいかも知れない。昔は二輪免許の限定解除の事前審査でセンタースタンド掛けという審査があったけど、今は無し。もしかしたら、今時のライダー、センタースタンドが掛けられない人が居るかも知れない。

それはともかく、、、、重量車にセンタースタンド、、、出来れば省略して欲しくない。

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