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2017年12月27日 (水)

新型Ninja、国内発表

国内向けのNinja250/400が発表された。国内向けスペックも明らかになり、250は37PS/166kgで、400は48PS/167kgとのこと。当初噂されていたスペックより、250は2PS低く、400は4PS高い数値だ。

その程度のスペック違いは誤差みたいなものだけど、ツインでこの数値だと、まずまずの印象。

発表直後は250が39PS、400が44PSでインパクトは250の方が上だったけど、数値は大した違いではないけど、400の数値には少なからずインパクトを感じる。400ccクラスで48PSというと、CBX時代のクラス最高値である。400ccツインの最高出力は?といえば、GPZ400S/EX-4の50PS、SV400系で53~55PSが記憶に残るけど、それらに次ぐ存在で悪くない。また、これらのモデルよりグッと軽いのが印象的。

絶対的に売れる台数は250の方が上回るのだろうけど、スペック的には400が興味深い。軽量な車体に十分なパワー、、、、もしかしたら、スポーツモデルとして考えるとツインの650ccクラスのモデルよりもアグレッシブに走るかも知れない。650ccクラスというと馬力こそ70PS+αだろうけど、車重は+30kgである。結構、走りは拮抗するかもしれない。
ただ、敢えて400ccクラスに走りを求めるか?従来のツアラー路線がダメなのか?は判らない。

両車とも180°クランクの水冷パラレルツインである。パラツインとしては高回転型と言われている型式である。ただ、個人的には、パラツインで180°クランクはあまり好きではない。音は性能とは関係無いけど、ばらけた音がどうも気に入らない。不等間隔爆発なら今では、270°クランクがメジャーだけど、これも嫌い。パラツインなら360°クランクの音の方が好き。

180°クランクのツインのバイクは数多く乗ってきたけ。小排気量だとCB125T、Z250FT、GPZ250、GPZ250R、、、、どれも今一。それに対して、HAWKⅢは同じツインでも音も好みだったし、出力的には大したことないけど、なんだかしっくり感じたのがW800、HAWKもWも360°クランクで、そのリズムが波長に合うんだろう。そんな訳で180°クランクのパラツインは多分買わない。

カワサキにはNinjaの系列ではなく、ZX-10R的な4気筒モデルを期待したい。ZXR250/400のようなモデルが登場して欲しい。

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