自転車のスピード
走る条件を利用して瞬間的な最高速ということならば50km/hオーバーは可能だけど、常用的に持続可能な速度というと、もっと低い値となる。40km/h台が使える速度域ということになる。
因みに、60km/hというと、これは下り勾配等を利用しないと到達不可能。
60km/hというスピードは1分間持続すれば1km走行する。1kmTTが1分という次元で、それで60km/hだから、そんな速度は不可能だ。
過去の自転車の経験では、1kmTTをトラックコースで走って30年以上前のベストが1分15秒台程だから、今、そんな速度というのは不可能。因みに、1kmを1分15秒でアベレージ換算して48kmにも達する。
3km程度の距離だとどうか?といえば、目安で4分が一つの壁。3kmを4分は、アベレージで45km/hである。こんな速度を4分維持するのも相当に困難。夏の終わりに3分51秒というベストタイムを計測したけど、アベレージは46.8km/hにも達する。この時は、強い追い風と車道を走行する車の車列を利用しているので、まぁ、追い風参考程度だ。無風という条件なら、恐らく3kmは4分30秒程度かもしれない。この場合で40km/hくらいだ。
自転車の場合、無風でも40km/hって速度は結構な速度。これを維持し続けるっていうのは簡単ではない。
10kmの所要時間といえば、16分30秒程度というのが無風時の目一杯速度だ。往復計測で、追い風時が15分台後半、向かい風時が16分台後半だから、無風だと16分30秒前後という見当だ。ただ、10kmを二往復すると、片道の平均は17分に落ちる。16分30秒でアベレージは38km/h弱、17分なら35km/h程度になる。この速度なら割と長時間維持出来る。
つまり、時間オーダーで維持可能な速度は?というと、35km/h前後というのが現状である。
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