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2017年12月24日 (日)

ミッドシップスポーツカーのデザイン

ミッドシップスーパーカーといえば、ランボルギーニのアベンタドール、ウラカンのようなキャビンフォワードなデザインが王道。

しかし、ミッドシップスーパーカーというと、他の系統で人気の存在がある。

それは、同じランボルギーニのミウラだ。これ、冷静にみるとミッドシップっぽく無いデザインである。ロングノーズデザインで、一見、FRか?とも思えるデザイン。

そういえば、ミウラレプリカに、ロードスターのシャーシにアメリカンV8エンジンをフロントマウントしたモデルが日本で作られて話題を呼んだけど、完全なFRシャーシだけどデザインは完全にミウラだ。

つまり、ミウラのデザインはミッドシップの必然性のデザインでは無いのである。

しかし、ミッドシップスーパーカーのデザインを比較すると、ミウラ、イオタといったモデルのデザインは決して異端ではないようである。

ふと、冷静に眺めてみると、ロングノーズっぽいデザインのスーパーカーは無いか?と思い振り返ってみると、フェラーリの365GT4BB~512BBiもそんなデザインである。ディーノの206/246~308/328GTB、288GTOもそんな感じである。このようなフロントタイヤを多くフェンダーが大きく盛り上がってスリークにフロントエンドに沈み込むデザインは、冷静に見るとミッドシップモデルならではの形ではなく、国産のFRスポーツカーのFD型RX-7のようなデザインに通ずる様に見える。

ミッドシップスーパーカーといえば、カウンタック(クンタッチ)を起源として、ディアブロ、ムルシエラゴ、アベンタドールのようなデザインが主流っぽいけど、個人的には市販車として考えると、ミウラやBBのデザインの方が優雅でカッコイイような気がする。

国産のFRスポーツだと、FDやZ32のデザインが、チョット近いようにも見える。

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