ペースアップ
以前も記事にしたけど、ロードで平日夜間に10%以上の勾配を1000m以上登るヒルクライムを始めて1ヶ月経過したころから、ピストでの平地走行での負荷感が変化してきた。
一言で言って、疲れないのである。空気抵抗を感じても、それ程疲れない印象である。ギア比固定の関係上、追い風時のトップスピードに変化は無いけど、維持する均衡速度が少し高まっている感じで、同じ区間を走って掛かる時間が10kmで1分弱は短縮出来ている感じである。
とても不思議な感覚である。このようにピストでの巡航時の体感が変化した経験は今まで皆無。ローラー台での走行時間を増やしても、筋トレで負荷をアップさせても、スイムで泳ぐ距離を変えても、こんなに体感が変化した記憶は無い。
高い負荷のペダリングを長時間続ける事で、それが楽に持続出来るような漕ぎ方が身に付いたのかも知れない。僅か1ヶ月程度で筋肉量が変化するとも思えないので、漕ぎ方に変化が現れたと考えるのが一番素直な考え方。
ヒルクライムでは毎日1時間弱の高負荷ペダリングを行っているけど、1時間負荷を高い状態で保ち続ける事が出来るポジションっていうのは、案外ピンポイントであり、そのピンポイントポジションは、これまでのピストでの巡航ポジションとは少し違うポジションで、漕ぎ方も少し違っている。恐らく、無意識でそういう風な筋肉を使えるようにピスト乗車時におけるポジションと筋肉の使い方が変わったのだろう。
この変化は、スポーツサイクルに復帰して12年の中で最大の変化である。12歳分の加齢による衰えを補って余りある程の、効果である。
ということで、毎日10%以上の斜度を1000m登るようなヒルクライムを続けるのはお奨めである。目から鱗だ。
先日も、土曜日が雨で、日曜にピスト走を行ったけど、一周の予定で良いペースで走ったのだけど、走り終えても疲労感は極僅かで、予定外ながら二周回目を実施。ペースも悪くないペースで一周目とイーブンで走ったのだけど、やはり疲労感無し。その後にヒルクライムのペースも悪くない状態、、、、、これには、自身で驚いた程。今まで、こんなペースで走り続ける事が出来た事なんて記憶に無い。で、その時と過去の違いは?というと、平日の1000mヒルクライム生活を始めた事くらい、、、、恐らく、高負荷ペダリングを持続して行う事による影響なんだろう。
因みに、1000mヒルクライムも始めた当初は汗だくだったけど、1ヶ月以上経過してからは、ペースも上がっているけど、それ程は疲れた感じが無いのである。やはり、高負荷を楽に持続する乗り方が何となく身に付いてきたと考えるのが自然なのである。
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