« ヒルクライム比較 | トップページ | 姿勢、ポジションと速度差 »

2017年12月12日 (火)

ロータリースポーツ登場か?

RESPONSEの記事に、RX-8ベースのテスト車両の画像が掲載されていた。
大きくはノーマル車両と変わらないが、フロントバンパーエアダムの形状が全く別物。
開口部の大きなラジエターグリル、ラジエターグリル両サイドの大きな開口部と、その奥に除く冷却装置(インタークーラー?、エアダクト)が除く仕様。
ベースはRX-8最終モデルスピリットRのようだ。面白いのは右ハンドルということ。
欧州でも2010年迄は販売されていたけど、ベースが右ハンドルというのは、最終モデルがベースということなんだろう。

これが、雑誌社等のドッキリ企画車両でなければ、REエンジン搭載のテスト車両に間違いなさそう。

丁度、同じ時期に発売のホリデーオートにもRX-9?についての記事が掲載されている。

こういうのを見ると、登場間近?って期待が高まる。

世間的には、今更、内燃機関、それも燃費性能の期待出来ないREスポーツ?って声も少なく無い。確かに、時代は、EVシフトが鮮明だ。いくつかの国では、ガソリン、ディーゼル車の販売禁止、域内進入禁止や、メーカーでもEV化を宣言したりもしている。

しかし、現実問題、インフラの整備されていない地域(砂漠、熱帯雨林)を経由した都市間移動であるとか、環境的に多湿で洪水が頻発するような地域、極低温の厳しい地域における長期運用の状況を考えれば、既存の内燃機関エンジン車が消えて無くなるとは思えない。EVというと、航続距離、充電時間、電池性能の劣化、防水耐久性等々に解決すべき問題が山積しているのが実状であり、十数年程度の未来というのは、現実的には、域内における排ガス排出を禁止するという処置に留まるのでは?と考えている。

そう考えると、一般にはレンジエクステンダー式EV、LNGや液体水素燃料車といった選択肢の可能性も小さくないだろうし、まだまだ内燃機関エンジン車の需要は小さくないようにも思える。そう考えれば、REスポーツというのは可能性として当然生き残っているように思える。REの場合、ガソリンと液化ガスのバイフューエル化も可能であり、EV化せずとも、都市等の域内排ガスゼロ規制をくぐり抜ける可能性もある。

一部の雑誌等では、新型スカイアクティブRで450PS級のREスポーツという記事も見掛けるが、個人的には、従来の水素RE(RX-8)では実績として110PSしか発揮出来なかった部分を解決して、実績のあるLPG辺りでバイフューエル化して排出は低排ガスのLPG燃焼運転が可能な次世代型バイフューエルスポーツとして登場してくれる方が嬉しい気がする。

ガソリンタンクと液化ガスタンクを搭載したバイフューエルREスポーツで登場、、、、これが、オリジナリティと内燃機関の楽しさを捨てないスポーツとして魅力的なモノと受け入れられるのでは無いだろうか?

|

« ヒルクライム比較 | トップページ | 姿勢、ポジションと速度差 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ロータリースポーツ登場か?:

« ヒルクライム比較 | トップページ | 姿勢、ポジションと速度差 »