街乗りなら内装三段は最高
街乗りDAHONはインテゴハブで内装3段×外装9段仕様になっている。
ただ、変速はもっぱら内装オンリー。外装変速を動かす事は殆ど無い。
外装はカセットで14T位置で殆ど固定である。
発進、登坂で内装のLとMを切り換える程度。下り勾配でHを使う事があるくらい。
内装変速機のL-M-Hのギア比のステップは33%毎である。結構大きな刻み幅だけど、発進、巡航、登坂といった状況を切り換えるには、この刻み幅は使ってみると実に使いやすいのだ。
ロードバイクカテゴリーでは、5速から始まって今や11速、近い内に12速が登場か?と囁かれているけど、街乗りでは3速で十分ということなのである。
変速段数が多いのがエライという風潮ではあるが、脚に掛かる負荷が明確に実感できて、シッティング、立ち漕ぎという漕ぎ方で対応出来ない幅をギア比で賄うという事を考えれば、ギア比ステップが33%毎というのは丁度良い刻み幅と言える。
それ故に、街乗りのママチャリの内装変速機の自転車の多くが3段変速で、これがずっと主流で在り続けている。
モノの善し悪しを判断する時、新しいモノが高性能というのは間違いないかも知れないが、長く続いているものも別の意味で高性能と言える。
そういう意味で、必要なものは何か?を絞って考えていけば、3段変速というのは、実はママチャリ使用だけでない範囲でも結構使えるのかもしれない。
日頃、シングルスピードのピストを常用していると、3段もあれば、困る事は無いのでは?とも思えたりする。
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