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2018年1月30日 (火)

最終的には筋肉量

ヒルクライム、TT等々、自転車で速度を競うカテゴリーは数多い。そういうカテゴリーで使う機材がロードバイクとかピストバイクといった競技車両。そんな競技車両を日常で使うユーザーの意識や価値観は、速さ崇拝なのは間違いない。

それ故に、機材には軽さ、グレード、材質に拘るし、日常で遭遇する他者に対して好戦的になったりする。そして、その価値観で上位を志向するのに、様々な知識を貪欲に身に付けるのが普通となっている。

でも、その価値観の行き着くところは?というと、所詮、人力である。人力が動力源である乗り物の速さというと、最終的に行き着くのは、瞬間的な到達速度や加速、登坂力を比較するなら筋肉量次第だし、巡航速度とか走行可能距離を比較するなら持久力次第ということになる。高い持久力というと、ポテンシャルから見て低い割合であるほど、持続時間が延びる訳で、持久力にしても最終的には筋力次第ということになる。

結局は、筋力次第ということになるように思う。

到達速度、巡航速度という速さというのは、基本的に出力次第であり、出力というのは時間あたりの仕事ということ。大きな仕事を成し遂げるには大きな力が必要である。
そして、力の大小というのは、使える筋肉の多少によって決まってくる訳だ。経験年数によってスキルは異なるけど、逆に言えば、同じ様な経験年数だとすればスキルも同じ様なモノ。そうして考えれば、最終的には、やはり筋肉量次第とも言える。

筋肉なんて断面あたりが発生する力なんて同じ生物なら違いなんて殆ど無いだろう。となると、大きな力が出せるというのは筋断面が大きいと言う事。

自身、自転車に乗っていて他者を見て思うのは、やはり脚の太さである。脂肪の無い状態で筋肉がしっかり付いているようなサイクリストを見ると、機材の種類問わずに、純粋に、『速そう!凄そう!』って思う。

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